第3回 広島てっぱんグランプリ 優勝はせらの恵み焼き！その他 結果など

てっぱんグランプリの会場の様子、1位以下 順位など

広島てっぱんグランプリは、フードフェスティバルの「地産地消広場(広島市中央公園)」内の一角にコーナーが作られ、チケットを購入してから入場します。

チケットは1つづり4枚500円。切り離して使う事ができ、1チケットで4分の1サイズのお好み焼きと交換できます。

お昼時は特に多くの人が長蛇の列をつくり、てっぱんグランプリ会場への入場も一時規制して調整するほどの盛り上がり。

それぞれの列の入り口にはディズニーランドのように待ち時間が表示されて「○○焼きが40分待ちです」などとアナウンスも入る。

それだけに、各ブースでは汗ダクになりながら大量のお好み焼きを焼き続ける人の姿。

お好み焼きの味も去ることながら、筆者としてはこのブースの活気やチームワークなども結果に反映するような気がしています。

なぜなら勝敗を左右する「1票」を投じるのはここで列を作って待つ、お客さんなのです！タイムロスを防ぐため、列に並びながら先にゲットしたお好み焼きをほうばる人も多くいましたが、待ち時間にはみんなお好み焼きを焼く姿をじっと見つめています。

今回、筆者がチョイスしたお好み焼きは以下の4つ。

せらの恵み焼(世羅)
オーソドックスなそば入りお好み焼きにみずみずしい角切りトマト・大葉が乗ったお好み焼き。チーズの存在感はあまり感じなかったものの、濃い味のソースにトマトと大葉がのることで爽やか。

三原浮城モダン焼き(三原)
大阪のお好み焼きのようなつくりで、長方形で焼いていて半分にカットしているためこのような形に。生地が厚めで、上にイカ・タコ・のしイカがのっている。

尾道焼き(尾道)
他と比べて少し甘めなオリジナルのソースがかかった 砂ズリ・いか天・わけぎ入りお好み焼き。具を入れる時にムラがでたのか、筆者のものには砂ズリは入っていませんでした。

呉焼き(呉)
呉名物の細うどんを ピリ辛味噌で味付けて半月型に折って仕上げるお好み焼き。ソースもかかっていますが、ピリ辛味噌の味が印象的です。唯一の「うどん入り」だけに、食感も違います。

時間の都合上、8つ全てを試食は出来ませんでしたが4枚つづりチケットを2枚購入すると1000円で全て食べられるという仕組み。(出店お好み焼き一覧とその特徴はこちら)この会場内で各地のお好み焼きが味わえるとあって、お得感もあります。

(移動式投票箱も出現。)

ただ、お箸ではお好み焼きは食べにくいので 次はご当地で鉄板＋ヘラでジュージュー言わせながら食べたいところ。

地域同士の熱き戦いは2日間行われ 投票の結果、てっぱんグランプリの上位3位は

優勝：せらの恵み焼き(世羅)
準優勝：尾道焼き(尾道)
3位：幻霜ポーク入り広島焼(広島市)

に決定しました。なお、同時に別のブースで行われていた 「ええじゃん！どん選手権」のグランプリには、広島産ポークの彩り丼 が輝いたようです。

▼広島てっぱんグランプリ
開催日時：2012年は10月27日・28日
参加費：チケット4枚つづり＝500円
開催場所：広島中央公園［地図］