凍結含浸法、広島県立総合技術研究所の革命的発明で 介護食はバリアフリーへ

凍結含浸法(とうけつがんしんほう)とは、食材の形状や見た目・色や味・風味などをそのままに柔らかくすることができる技術のことで主に介護食に役立てられています。凍結含浸法を開発したのは、広島県立総合技術研究所!写真は三島食品が凍結含浸法を用いて作った筍の煮物ですが、タケノコの形を残しつつ歯茎で簡単に潰せる柔らかさに仕上げています。

凍結含浸法(とうけつがんしんほう)とは、食材の形状や見た目・色や味・風味などをそのままに柔らかくすることができる技術のこと。この最新技術を開発したのは、広島県立総合技術研究所!

凍結含浸法(とうけつがんしんほう)というこの技術は、主に介護食で利用されているものだそうで、見た目や栄養素を損なうことなく美味しく柔らかい(食べやすい)食事を作ることが出来るようになり、介護食に革命を与えたと言われています。

凍結含浸法、広島県立総合技術研究所の革命的発明で 介護食はバリアフリーへ

写真は、三島食品が凍結含浸法を用いて作った筍の煮物だそうですが、タケノコの形を残しつつ歯茎で簡単に潰せる柔らかさに仕上げています。

介護食の中でも、特に噛んだり飲み込んだりすることが困難な人の為に作られる介護食は、どうしてもミキサーで粉砕したりゼリー状にしたものが一般的だったのに対し、

広島発の最新技術・凍結含浸法を利用すると、見た目や風味をそのままに食することが出来るようになるため、生きるために必要で摂取していた食事(介護食)から、“食事を楽しむ”ことが出来るようになりました。

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高齢者の食欲倍増!見た目も楽しめる「凍結含浸法」は、消化にも優しい介護の革命

凍結含浸法は、2002年に広島県立総合技術研究所食品工業技術センターの坂本宏司さん他によって発明。

形や風味を損なわず食品を柔らかくするこの方法では、食品素材の内部に酵素をしみこませ栄養成分や調味料などを急速導入させているといいます。

凍結含浸法は、消化にも優しい介護の革命

広島市内では、2007年から介護老人福祉施設で 凍結含浸法を使った介護食を提供スタートしており、朝日新聞によると

脳梗塞(こうそく)で流動食しか口にできなかった高齢者は、これまで食欲がわかず、介助者が食事を口元まで運んでも口を開けないほどだったが、この技術を使って軟らかくなった煮物を出すと、自ら進んで食べ始めた。流動食を食べ終えるのに1時間以上かかっていた別のお年寄りも、食欲が旺盛になり、約20分で食事を終えるようになったという。
同施設の主任管理栄養士・前西政恵さん(52)は「流動食は食べる楽しさを感じてもらいにくいが、見た目や味を損なわないこの技術で食べる意欲をもってもらえるようになった。消化にも良く、まさに介護食の革命」と歓迎する。 via.介護食に革命、硬い野菜をそのまま軟らかく

という結果も出ているほど。

こういった素晴らしい誇るべき技術が、2013年2月19日に東京ビッグサイトで開催される「メディケアフーズ展2013」という医療や介護分野で使用される食品展で披露されます。これを機に、広くこの技術が生かされることに期待!です。

広島県立総合技術研究所について
凍結含浸法とは - 広島県

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( 記事: Mika Itoh )

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