小栗旬、広島で映画「ミュージアム」舞台挨拶

映画「ミュージアム」の主演をつとめた小栗旬と大友啓史監督が広島バルト11での舞台挨拶に登壇。ファンの質問に答えるなど、映画の苦労や裏話を熱く語ってくれました。

問題作と言われた漫画を原作に、小栗旬主演で映画化された「ミュージアム」が2016年11月12日より全国公開。11月19日には主演の小栗旬と大友啓史監督が来広し、広島県の映画館で舞台挨拶が行われました。

小栗旬、広島で映画「ミュージアム」舞台挨拶

映画「ミュージアム」は、猟奇的な殺人鬼が繰り広げる、衝撃のノンストップ・スリラーエンターテイメント。

ミュージアム あらすじ
雨の日になると連続して起こる猟奇殺人事件。その犯人像には、カエルのマスクをかぶった男(妻夫木聡)が浮かび上がる。大胆かつ残忍な手口で殺人を続ける犯人・カエル男を追う刑事・沢村(小栗旬)だったが、妻(尾野真千子)を拉致され捜査担当から外されてしまう。沢村は犯人の仕組んだ罠へとハマッていき、絶望的な状況へと追い込まれていく。

物語には、非常にグロテスクで生々しい殺害現場が何度も登場するのですが、それらは劇場まで匂い立ってきそうなほど非常にリアルに描かれています。そのリアルさと早いスピードで展開していくストーリーに、息つく間もなく引き込まれて行きます。

普段は清潔感のある役を演じることの多い妻夫木聡が、今作では見事に猟奇的殺人鬼へと変貌。そんな殺人鬼と、精神的に限界まで追い込まれていく小栗旬演じる刑事の姿、殺人鬼との死闘は必見。

またもう1つ、仕事人間ゆえに壊れかけてしまう刑事・沢村の家族の物語も描かれています。舞台挨拶では、そんな映画の裏話や苦労・エピソードなどを語ってくれました。

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映画が完成して大ヒット、今のお気持ちは?

小栗旬:とても嬉しいです。(映画の)内容が内容なので、こういう映画に沢山のお客さんに入ってもらうのは大変だよねって話しながら皆で作ってきたので、今はこうやって全国で多くのお客さんが映画館に足を運んで来てくれることを嬉しく思います。

小栗旬が広島舞台挨拶、映画「ミュージアム」

問題作の漫画原作ですが、どのように映画にしようと思いましたか?

大友監督:いや、素直にやろうと。俳優陣は僕の好きな俳優たちを集めて、問題作は問題作のままちゃんとお届けして。ちゃんと家族のドラマも描けていましたでしょ?妻夫木くんには、振り切ってやってくださいと(頼みました)。悪役が魅力的だと面白くなるので。それで、みんなも振り切ってやろうじゃないかと。

映画 ミュージアム、大友啓史監督

妻夫木さんとの共演はいかがでしたか?

小栗旬:ブッキー(妻夫木聡)とは天地人(大河ドラマ)以来だったのですが楽しかったです。去年の11月・12月に新潟と大阪で撮影をしたのですが、本当にしょっちゅう一緒に飲んでいました。
妻夫木くんはいつも色んなアプローチで役作りをする方なので、もしかしたら会ってくれないのかなと思っていたのですが、今回の(妻夫木さんが演じた)霧島早苗というキャラクターがここまで沢村(小栗旬の役)に執着する理由は「愛でしかない」という結論になったらしく、「小栗を好きになるために小栗と過ごそう」と(笑)。だから一緒にいてくれたみたいです。

小栗旬、カエル男と 広島舞台挨拶

それぞれのキャラクターにどのような演出を?

大友監督:絶望的な状況に陥るという話なので、その状況で素直にやっていけば…という感じです。脚本の中に必要なものを入れ込んでいけば、俳優というのはその臭いを嗅ぎ取ってそこにまっすぐ行ってくれるので。「俳優」と呼ばれる人が集まってくれたので(細かい演出をしなくても)大丈夫でした。

―――客席からの質疑応答

大変だったことは何ですか?

大友監督:まず単純に段取りを含めてアクションだよね。あと、雨の仕込みもあったので。雨を降らせるのって大変なんですよ。

小栗旬:本当に雨を降らせるのって大変なんです、普段であればあまりやりたがらない撮影ですよね。この映画は雨のシーンがほとんどなので、自分達もですが現場(スタッフ)も大変でした。映画の画面を見て「すごく雨が降ってるな」と感じる(状況を作る)には、実際の雨の2~3倍(の量の雨が必要)なんです。そうじゃないと画面に映らないので。あんなに雨に打たれたことない、というほど打たれたと思います。

小栗旬と大友監督

もし小栗さんが沢村の立場になったら、どういう行動をとる?

小栗旬:沢村は刑事だったのでこういう戦い方をできたと思いますが、自分だったら何もできないんじゃないかな。警察に任せちゃうかもしれない…他にやりようがないと言うか。沢村は自分で捜査をする能力があったから犯人にたどり着けたんだと思うんですけど、もし今の自分が沢村の立場になったら本当に何からはじめていいのか…と思うし、いざ彼と向き合った時に果たして戦えるのかと思うと、ビビっちゃって戦えないよなと思うんです。だから、できれば自分には起こって欲しくないなと思います。

小栗旬と大友監督 広島の舞台挨拶で

人の死体のセットを見て、気持ち悪くなったりしない?

小栗旬:本当に(生々しくて)凄いんです…作り物とはいえ、何というか、後は「臭いがないだけ」というか…。本当の事件現場には、もっと色んな臭いがあるんだろうなと思うと、それを考えるだけで気持ち悪くなる感じでした。死体のセットがあまりにも良く出来ているので、共演者のみんなも最初は興味本位で見に行くんですが、徐々に近づかなくなるという感じでした。

小栗旬と大友監督、映画「ミュージアム」舞台挨拶で広島へ

最後にメッセージを

大友監督:このような映画を沢山の人に観て頂くのはなかなか大変なので、必死でやっています。今日のように皆さんが映画館へ来て頂き楽しんでくださることはすごく勇気になります。もしこの映画を気に入って頂けたら沢山の人に勧めていただいて、1人でも多くの人に観て頂きたいです。俳優もスタッフもかなり魂を込めて作りましたので、どうぞよろしくお願いします。

小栗旬:もっともっと多くの人に観て頂きたいですし「ミュージアム」をこれからも応援してくれたら嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。


映画ミュージアム」広島での上映は、広島バルト11、イオンシネマ広島、109シネマズ広島、TOHOシネマズ 緑井、Tジョイ東広島、福山エーガル8シネマズ、福山コロナシネマワールドにて。

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( 記事: Mika Itoh )

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