金本知憲 引退会見「最初と最後の3年は惨めでみっともなかった」一問一答

阪神タイガースの 金本知憲選手が2012年9月12日に 今期限りで現役を 引退することを表明、会見を開きました。引退会見での 金本知憲選手のコメントなど詳細はこちらから。

阪神タイガースの 金本知憲選手が2012年9月12日に 今期限りで現役を 引退することを表明、会見を開きました。

金本知憲選手は広島県出身で広陵高校-東北福祉大学から広島カープへ入団。2002年にFAで阪神タイガースに移籍し 2010年4月には1492試合連続フルイニング出場記録(ギネス記録)など 数々の記録を樹立しました。

金本知憲 引退「最初と最後の3年は惨めでみっともなかった」
Photo by 金本知憲/2012年 カレンダー

引退会見では 現役生活21年を振り返り、カープでのエピソードや阪神へ移籍してからの想いなどを涙をこらえながらコメント。記事後半ではその会見での 金本知憲選手のコメントをご紹介します。

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金本知憲 引退会見 コメント(一部)

Q:引退の理由は?
肩身せまい想いもあった。身体が「しんどいな」っていう想いも…あります。

Q:なぜ今のタイミング?
ちょうど10日前に「今後どうするか?」という話しになり、自分で「じゃあ10日後に」と設定しました。
できれば試合のない移動日がよかったが、先行して記事が出るのも嫌だったので。特に(発表するのが)今日という日に理由はないです。

Q:和田監督は何て?
「もう決めたのか。」と。「来年も再来年も一緒に、カネとはどんな形でもタイガースでチームのためにやっていくんだと思ってた。」とは言ってくれました。肩を怪我してからいろいろ気を遣わせて、復活も期待しててくれていたのに それに応えられなくて「すみませんでした。」とは自分から伝えました。

Q:21年を振り返って
もっとやっとけば、もっといい数字が出たのではないかな?という想いと、フルイニングの記録を作ったりと「よく頑張ったな」という想いもありますけど、ここ3年間は「みじめ」というか自分がみっともなくて、「かわいそう」というか。自分で言うのも変なのですが。
(プロに)入って3年、最後の3年 というのは「こんなに苦しい人生があるんかな」という3年間だったですね。

Q:この21年間、自身で一番心に残ったのは
いっぱいありすぎて一言では表せないですね。
だけど、最初の3年間は2軍では練習がキツくてついていけなくて、いつクビになるかわからない苦しい思い出があります。レギュラーになって、カープで優勝できなかったのがすごい残念でした。
FA宣言でタイガースに移籍してからすぐに優勝させてもらって、しかも2003年・2005年2回優勝させてもらって、本当にいい思いばかりさせてもらった。タイガーズに来てから幸せな野球人生だったと思います。

Q一番誇りに思う記録は
連続無併殺記録。全力で1塁に走ってゲッツーにならなかった事が、ある意味連続フルイニング出場よりも誇りに思う記録です。

Q家族には
子供に言ったら大泣きしてましたけど。「いつかは辞めるんだよ」って。母親には一番最初につたえました。母は「これからは本当に身体のケアをしてくれ…て。」

Q残りのシーズンはどのように?
最初は優勝に貢献させてもらったりしましたが、肩をこわしてからは迷惑ばかりかけてきたので…これからは……(声を詰まらせて)あまりうまくは言えないですけど…

Qファンにメッセージを
かなり落ちぶれてからはバッシングも多かったですが、こんな成績でも一生懸命はげましてくれた方も………。本当、弱った時に支えてくれた人には…恩義に思います。

Q金本さんにとって野球とは?
長嶋さんじゃないですけど「人生そのもの」です。10歳の頃から野球をはじめて、7割8割は苦しくて2割3割しか喜び・充実感はなかったけれど、そんな野球人生でした。

*一問一答ここまで*

右肩をこわしてからの苦しい想い・ファン・家族について語る時に涙をこらえながらコメントした金本選手。21年間のプロ生活、お疲れさまでした!

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( 記事: 伊藤 みさ )

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