龍姫さま、温井ダムのキャラクターは伝説の中の美女だった

広島県山県郡 安芸太田町にある、温井ダムで展望台のある建物に大きく 龍姫さま と記された可愛らしいキャラクターを発見しました。龍姫さまにまつわる、この土地の伝説などについて詳細はこちらから。

広島県山県郡 安芸太田町にある、温井ダムで展望台のある建物に大きく 龍姫さま と記された可愛らしいキャラクターを発見しました。

龍姫さまは、温井ダムのイメージキャラクターでニッコリ笑顔と湖の背景が特徴的。

龍姫さま、温井ダムのキャラクターは伝説の中の美女

イメージキャラクター(マスコットキャラクター)となるモチーフには その土地などに縁のあるものが使われるのが常ですが、温井ダムと「龍」は何か関係があるのでしょうか。

調べてみると、ダムができる前のこの土地に伝わってきた伝説が出てきました。

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江の渕の大蛇物語 と、龍姫湖の由来

温井ダムが竣工した2001年よりも前 ここには「江の渕」という土地があり、娘に化けた龍が住んでいるという伝説がありました。この伝説は以下のようなもの。

江の渕の大蛇物語

昔むかし、温井のある家に 美しい娘が女中として働いていました。この娘は働き者で気だてが良く、家の主人も気に入っていて「ずっとここで働いていてほしいものだ」と思っていました。

だた一つ、気になる事は この娘は夜更けに外へ出かけては 朝方に草履を濡らして帰ってくる事。それは毎晩続き、主人は不可解な娘の行動が気になって仕方がありません。
ある夜、主人は娘の後を追っていくことにしました。娘は出かけると、「江の渕」で足をとめた。辺りを見回して服を脱ぎ、娘は渕で水浴びをはじめました。

驚きつつも 主人はその美しさに見とれるあまり足を滑らせて物音を立ててしまいました。主人は隠れるのをやめ、娘の名前を呼ぶと 娘は寂しそうに微笑み、水に飛び込みました。
慌てて主人が駆け寄ると、娘の姿はそこにはなく 月の光に銀色のうろこを輝かせながら渕の底に消えて行く1匹の大蛇がいたのでした。
nukuidamu.exblog.jpより

江の渕はダムの底へと沈み、現在はダムによって作られた人造湖に「龍姫湖(りゅうきこ)」という名前がつけられています。

ダムの底に沈んで 今はなくなってしまった土地も このイメージキャラクターによって地元の方には忘れることなく伝えられているんですね。

ちなみに、毎年10月頃に 温井ダムではこの湖の名前がついたお祭り「龍姫湖まつり」が開催されています。迫力あるダムの放流を含み、祭り期間中は屋台村などが出来て一層盛り上がるそうなので 是非足を運んでみて。

江の渕 大蛇物語をイラストで見る

▼温井ダム
住所: 広島県山県郡安芸太田町加計1956-2
地図で場所を確認する
管理: 温井ダム管理所
時間: 9時~16時まで(16時30分閉館)
TEL: 0826-22-1501

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( 記事: 伊藤 みさ )

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