おしい!広島県の作り方 が本に。仕掛け人がその裏側と手法を公開

おしい!広島県 は、広島県の魅力を自虐的にPRしている広島県が運営する、広島県の観光プロモーションサイトですが、この おしい広島県の仕掛け人である広島県広報総括官の樫野孝人さんが、その裏側と手法を公開した本「おしい!広島県の作り方」を出しています。本の感想と、スピード感ある驚きの戦略・手法とは

おしい!広島県 は、広島県の魅力を自虐的にPRしている広島県が運営する、広島県の観光プロモーションサイト。「おしい!広島県」という言葉は、広島県民が2012年に一番多く検索したキーワードでもあります。

広島県の良さをもっと全国の人に知ってもらう為に、おしい!広島県では有吉弘行を観光大使に起用し、2012年には大きな話題になりました。

おしい!広島県の作り方は、そんな「おしい!広島県」の仕掛け人である広島県庁のチーフマーケティング・オフィサー(広島県広報総括官)の樫野孝人さんが、どういう戦略を使ったのか?などについて詳しく書かれた1冊です。

おしい!広島県の作り方 が本に。仕掛け人がその裏側と手法を公開
おしい!広島県の作り方 / 樫野孝人

本のタイトルだけ読むと、「おしい!広島県」の事だけが書かれてありそうですが、著者の樫野さんは広島県の広報総括官ということで、驚くほど幅広く沢山の事に携わっていて、それらの内容についても書かれていました。

そう言われてみると、広島県のあちこちが色々変わったことに気づきます。見やすくなった育児サイト「イクちゃんネット」、ガン検診のPRにはデーモン小暮閣下を起用してこれまでにない奇抜さ・認知度UPもしていますし、

これまでは事務的に見えた県庁の人々も全力歓迎課を発足、地域で行われるお祭りなどに県の職員が実際に足を運ぶことで意識が変わり、また県庁を外側から見る印象も少し変わって、身近に感じられるようになったり。広島県庁キャラクター総選挙、なんていうのもありました。

これら全て、樫野さんが広島県のチーフマーケティング・オフィサーになってからの変化なのですね。驚きました。

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おしい!広島県は、どうやって作られたのか?

地方自治体が、地元を自虐的にPRするというのは、今までに無い事ですし面白いと思います。とはいえ、広島県民としては地元のことを、「おしい!」「おしい!」と連呼されると、あまりいい気持ちがしないもの。

「おしい!」「おしい!」と踊りながら歌うPVも、地元に住む者からすると、何だかなぁ…という気持ちがあったわけですが、これにもちゃんと意味があって、戦略的に行われていました。本では76ページから79ページにかけて詳しく説明されていますが、とても興味深い内容でした。

おしい!広島県の作り方、戦略的広報の具体的な手法と内容
本の裏には、全力歓迎課の写真が

樫野さんは様々な分野のプロフェッショナルの協力を得て、広島県の持つイメージやPR方法なども戦略的に改革していっているのですが、

無駄にお金をかけることなく、どうすれば注目して貰えるか?を今の時代に合わせた方法で戦略を組み、効率的に組み立て実践されていました。

個人的にも、知っているようで理解できていなかったマーケティングの部分など色々とあり、とても勉強になりました。一発屋で終わらない為に、継続して注目してもらうための仕掛け作りや、次なる広島県の魅力の魅せ方など、今後の展開も楽しみになった1冊です。

おしい!広島県の作り方 │ 樫野孝人


おしい!広島県 │ 広島県プロモーションサイト

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( 記事: Mika Itoh )

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