「広島風」なんて言語道断?お好み焼きにかける広島人のプライドはすごい

「広島風」でも「広島焼き」でもない!広島人は、呼び方にプライド持ってこだわるぐらい地元のお好み焼きが大好きなのだ。

広島人のソウルフードといえばなんといってもお好み焼き。「石を投げればお好み焼き屋さんにあたる」といってもいいくらい

広島県内にはお好み焼き屋さんが多数あり、人それぞれに馴染み・行きつけのお好み焼き屋さんがあるのが一般的。とはいえ、県外の人からは「広島風お好み焼き」「広島焼き」と呼ばれる事が多い。

「広島風」なんて言語道断!お好み焼きにかける広島人のプライドはすごい

薄い生地・キャベツ(野菜)・麺・卵 などを重ねて焼くスタイルの「これが“お好み焼き”だ」と口を揃え、広島人のお好み焼きに対する愛情の高さはハンパない。

広島人にとって幼い頃から “ハフハフ” してきたのはこのお好み焼きであり、「大阪では家でたこ焼き」が当たり前のように「広島では家でお好み焼き」が当たり前なのだ。

ミシュランガイド広島版が2013年に初めて発売された際、全国で唯一「お好み焼きカテゴリ」が新設され、星はつかずともビブグルマン(コストパフォーマンスの高い食事を提供する調査員おすすめのレストラン)として紹介されるお好み焼き店も並ぶほど。

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広島とお好み焼きに関するデータと歴史

広島市が発表してる「お好み焼き・焼きそば・たこ焼きの店舗数(平成21年のデータ)」では、

1位 大阪市(1565店)
2位 広島市(892店)
3位 神戸市(796店)

と総数では大阪に負けているものの、人口1万人あたりに置き換えると

1位 広島市(7.6店)
2位 大阪市(5.9店)
3位 神戸市(5.2店)

という結果が出ています。観光客や人口も多い広島市には特にお好み焼き屋さんが多いですが、広島市以外でも「近所にお好み焼き屋さんがある」のは当たり前。

また、諸説ありますが広島のお好み焼きの発祥は「みっちゃん」で、戦後の広島の復興と共に広まり・愛され続けてきた歴史があり、

クレープ状の生地にネギとわずかな野菜をのせて焼き、半月状に折りたたみ、ウスターソースを塗って薄皮と呼ばれる木の皮にのせ、新聞紙に包んで持ち帰る
via.みっちゃん総本店

そんな原型から今の形へと改良を重ねられたお好み焼き。まさに「ソウルフード」なのだ。

お好み焼きの今と、コネタ

広島のお好み焼きは今や町興しのツールにもなっていて、県内各地の特産品を入れたり 元々親しまれていたものを全面に推したりしてPRするところも多い(府中焼き竹原焼き庄原焼きなど)。

広島の秋の祭典「フードフェスティバル」では お好み焼きのナンバーワン決定戦「広島てっぱんグランプリ」が開催され、毎年アツい戦いが繰り広げられています。

広島てっぱんグランプリ 会場

「“広島風”なんて言語道断!」というプライドの反面、広島の有名お好み焼き店「徳川」のメニューには「広島風お好み焼き」と書かれていたり みっちゃんのホームページでは「広島流お好み焼き」と表現されていたりと様々。

また お店では重ねて焼くお好み焼きを食べるが家で作るお好み焼きはなぜか、材料を混ぜて作る「関西のお好み焼き」という家庭も多い。広島の人が100%お好み焼きが大好き!という訳ではないかもしれませんが、それでも、お好み焼きを想う気持ちは熱した鉄板くらいあついのだ。

広島県内でもそれぞれの地域によってお好み焼きに入れる具や食べ方も違うなど、最近では種類もかなり増えてきたので、いろんな味をぜひ味わってみて欲しい。

定期的にお好み焼きを食べないと禁断症状が出てしまう、広島人の筆者がお伝えしました。

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edit 『 広島コネタ 』の一覧

( 記事: 伊藤 みさ )

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