中村勘三郎 死去、原因となった ARDS(急性呼吸窮迫症候群)とは

歌舞伎役者の 中村勘三郎(57歳)が2012年12月5日午前2時33分に ARDS(急性呼吸窮迫症候群)により 死去した事が分かりました。死因となった ARDS 急性呼吸窮迫症候群とは?

歌舞伎役者の 中村勘三郎(57歳)が2012年12月5日午前2時33分に肺炎による呼吸不全、 ARDS(急性呼吸窮迫症候群)により 死去した事が分かりました。

中村勘三郎 死去、原因となった ARDS
Photo by 襲名十八代―これは勘三郎からの恋文である

中村勘三郎さんといえば、歴史深い歌舞伎の作品から 現代劇の劇作家や演出家らとの新しい作品にも挑戦し、海外での歌舞伎上演など勢力的に活動を行っていた事でも知られる歌舞伎役者ですが、

2012年6月、健康診断で初期の食道がんを患っている事が判明。これと同時に年内の休養を発表し、病気療養に専念していたそうです。

中村勘三郎さんはその後、2012年7月に食道がんの摘出手術を行い、術後の経過も良好だったそう。院内を歩き回るほどの回復をみせていましたが、8月に ARDS(急性呼吸窮迫症候群)を発症。

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食道がん摘出後に発症した、ARDS(急性呼吸窮迫症候群)とは

ARDS(急性呼吸窮迫症候群)とは、急速に低酸素状態の呼吸不全になる病気(合併症)の事。

ARDS(急性呼吸窮迫症候群)は以下の症状を総称したもの▼
急に発症している/低酸素血症が明らかである/胸のレントゲンで一部ではなく全体に渡る異常な影がある/心臓が原因ではない
Via. 日本呼吸器学会

高度な低酸素状態に陥ってしまい、すぐに呼吸器系に強い大学病院に転院。肺に酸素を送り込む人工呼吸器(人工肺)を装着していた事も明かされていました。

中村勘三郎さんのご家族からのコメントによると、「2013年4月に新しく開場する銀座の歌舞伎座[平成中村座]の舞台復帰を目標にし治療に専念していた」そうですが、叶わぬままとなってしまいました。

中村勘三郎さんの御冥福をお祈り致します。

中村勘三郎 経歴

第十八代目 中村勘三郎(本名:波野哲明)
中村勘三郎 を襲名する前は、前名の 五代目 中村勘九郎 としても親しまれていたが 2012年2月に 息子の波野雅行さんが第六代 勘九郎を襲名した。

1959年4月:五代目 中村勘九郎を襲名して初舞台。以後 様々な芸能大賞・文化省などを受賞。
2000年11月:浅草・隅田公園内に江戸時代の芝居小屋を模した仮設劇場「平成中村座」立ち上げ(復活)
2004年7月:ニューヨークに平成中村座を設営し公演を行うなどし、海外紙にも絶賛される
2008年11月:紫綬褒章 受賞
2010年12月:特発性両側性感音難聴を発症して休養するも、2011年7月に舞台へ復帰。
2012年7月:食道がん摘出手術、その後 ARDS(急性呼吸窮迫症候群)発症

中村勘三郎/株式会社ファーンウッド
平成中村座公式サイト
中村屋公認ホームページ
歌舞伎俳優の中村勘三郎さんが死去/TBS news

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edit 『 一般ニュース 』の一覧

( 記事: 伊藤 みさ )

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