公開:2020/10/30 伊藤 みさ │更新:2020/10/30
広島熊野道路が無料化で開放、熊野トンネル開通から30年
渋滞緩和や豪雨災害の時にも多くの車が利用した「広島熊野道路」が2020年12月6日から無料開放されます。共用開始から30年、今後も便利な道路として役立てられます
広島市安芸区矢野と安芸郡熊野町とを結ぶ有料道路「広島熊野道路(約2.4km)」が2020年12月6日(日)より無料開放されます。
広島熊野道路は、県道矢野安浦線のバイパスとして、慢性化している交通混雑の解消を目的に建設され、1990年12月6日から共用開始となった有料道路。
81億円という事業費をかけつくられた広島熊野道路は供用開始後、渋滞の回避・観光客数の増加・緊急時の通行ルートなどに役立ってきました。
平成30年7月豪雨の際は、広島熊野道路に平行して走る県道矢野安浦線が被災し、約2か月間の通行止めに。この時、広島熊野道路が無料開放され迂回路として機能したことで、
応急復旧作業のほか、生活・物流にも役立てられました。この時の広島熊野道路の交通量は、被災前の3倍にもなったと言われてています。
広島熊野道路の通行料金は普通車で200円。開通から30年で予定通り料金徴収期間を終え、2020年12月6日より無料開放となります。なお、回数通行券の払戻しについては今後 広島県道路公社のHPに詳細が記載される予定。
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