公開:2017/08/27 伊藤 みさ │更新:2017/11/14
世羅の防蛾灯、夏の夜 恒例ライトアップが2017年も
害虫から世羅梨を守る「防蛾灯(ぼうがとう)」の点灯が2017年も広島県世羅町にて始まっています。梨の量により点灯数が異なるため、見ごろピークは8月中。
広島県・世羅町の夏の特産である梨を主に生産する世羅大豊農園が、防蛾灯(ぼうがとう)の点灯を2017年7月末から行っています。
防蛾灯は、梨に寄ってくる夜行性の害虫を寄せ付けないために設置されているもの。これらの害虫は鮮やかな黄色の光やその波長を嫌う習性があるため、梨の生産がピークを迎える7月下旬から9月頃になると毎年、約1700本の明かりが夜の農園を優しく照らしています。
害虫が嫌う防蛾灯ですが、私たち人間の目には美しく映ります。この時期にしか見られない夜景を求め、見物に訪れる人の姿も。
大豊農園の広大な敷地に防蛾灯が見渡す限り続いている風景は、街のとはまた異なった雰囲気・美しさがあります。
大豊農園の南側には、トトロの劇中歌・「さんぽ」が聞けるメロディーロードがあるので、一定の速度で走る車内でメロディーロードを楽みながら防蛾灯のライトアップを見る…というコースもおすすめです。
防蛾灯の点灯は例年、毎日日没から翌日明け方まで。梨の量によって防蛾灯の数も変動するため、様々な品種の梨がたくさんできる8月が一番多く点灯しているようです。点灯時の様子はこちらより。
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