はだしのゲン 閲覧制限の解除求めて 署名、広島市長も言及
はだしのゲンの制限解除の署名、松井広島市長のコメントなど はだしのゲン閲覧制限を巡る問題について
はだしのゲン の閲覧制限解除を求め、ネット署名サイト チェンジドットオーグ(Change.org)にて14000名以上の署名が集まっています(2013年8月20日現在)。
はだしのゲンは、広島県出身の漫画家 中沢啓治さんの 被爆体験や戦中戦後の時代を描いた作品。このマンガで描かれるものの一部に「過激な描写(残酷さ・性的なものを含む)」がある事から
島根県 松江市教育委員会が市内の小中学校で閲覧制限を設けるよう要請していた事や、鳥取県の鳥取市立図書館でも保護者の声によって自由に読む事ができない場所に置かれていた事が現在ニュースなどに取り沙汰されています。
Photo by pcf.city.hiroshima.jp
チェンジドットオーグでは 松江市教育委員会に向け「はだしのゲンを図書館で子ども達が自由に読めるように戻してほしい」という署名運動が立ち上がり、多くの署名が集まりました。この運動を立ち上げた、大阪府堺市で学童保育指導員をする方は 署名やこれに添えられたメッセージを全て携えて 松江市に向かうそうです。
はだしのゲン、広島では教材や展覧会にも
はだしのゲンは 特に広島ではよく知られているマンガ。原爆資料館(広島平和記念資料館)では 今まさに「はだしのゲン原画展」が開催されています(2013年9月1日まで)。
また、広島市松井市長は
とコメントしています。戦争や原爆によって起きた「非人道的な出来事」や「ショッキングな場面」の閲覧については多方面で論議の対象となっており、広島人としてはその行方が気になるところです。
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