公開:2014/07/09 伊藤 みさ │更新:2021/10/13
前田智徳「自分に厳しく」飲酒運転ゼロプロジェクト団長へ
前田智徳さんが、飲酒運転撲滅を呼びかける HIROSHIMA飲酒運転ゼロPROJECTの応援団長に就任し、中国新聞の広告やテレビCMなどに登場しています。
現役引退後、野球解説者やカープのアドバイザーとして活躍する前田智徳さんが、飲酒運転撲滅を呼びかける
HIROSHIMA飲酒運転ゼロPROJECTの応援団長に就任し、中国新聞の広告やテレビCMなどに登場しています。
この 飲酒運転ゼロプロジェクトは2012年から中国新聞が企画してはじまったもので、車の酒酔い運転の被害に遭った方のご家族の声などがこれまでも発信されてきましたが、2014年から前田智徳さんがこのプロジェクトの応援団長に就任。
「自分に厳しく」というキャッチフレーズと共に、バッターボックスに立つ時のような“あの”真剣なまなざしで飲酒運転ゼロを呼びかけています。
前田智徳は青のリストバンドを付けて訴え続ける。
飲酒運転ゼロプロジェクトの元々の始まりは、飲酒運転事故件数が2010年に全国ワースト1になった福岡にあります。これを地元の新聞社(西日本新聞)が取り上げて呼びかけ、企業などを巻き込んで本格始動。
広島では広島の高校生が飲酒運転の犠牲になった事故を踏まえ、中国新聞が中心となって福岡のプロジェクトを受け継ぎ・共有する形でスタートしました。
広島県民や野球ファンなどに特に影響力のある前田智徳氏がこのプロジェクトの応援団長に就任したことで広告に目が留まったりその内容を改めて考えた人も多いのでは。(筆者もそのひとり)
プロジェクトのシンボル、青いリストバンド
しかし、2014年もまだ飲酒運転事故がまだおこっているという現状に対して前田氏は、
人の命にかかわる、やってはいけないことをやる人の気持ちが分からない。しかし結果が出ないからといって疎かにしてはいけない。それは現役時代の教訓です。シーズンが始まり、どんなに一生懸命トレーニングしていても数字に繋がりません。悩みます、焦ります。そんな時、7月のオールスター戦という一つの区切りはいいきっかけになりました。
ここからまた気持ちを切りかえていこう。飲酒運転ゼロプロジェクトも「0」という目標数字に向けて、ここから後半戦の始まりです。
みんなで気合を入れなおしていきましょう。
と、自身の経験と重ね合わせて7月6日の中国新聞紙面で呼びかけ。県内ではそのTVCMも放映されています。
また、プロジェクトのシンボル「青いリストバンド」は、飲酒運転ゼロの運動を多くの人に知ってもらい酒運転ゼロの輪をつなぎ、多くの人に広げていくために作られた広島オリジナルのもの。
プロジェクトの公式サイトからの申込みの他、東京・銀座にある広島ブランドショップtau(たう)でも7月7日から配布を開始。
前田氏もこれを付け続け、「ゼロ」という数字をめざしています。青のリストバンドで意思表示、そして「飲酒運転は絶対にいけない」という意識をみんなに。
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