福山で俳優・加瀬亮の出演映画を3本立て!トークショーで登壇決定
加瀬亮が世界の巨匠と組んだ映画3作品をまとめて上映し、ご本人登壇のトークショーも開催される「俳優・加瀬亮特集」が7月、広島県福山市の劇場「福山駅前シネマモード」にて開催されます。
広島県福山市の映画館「福山駅前シネマモード」では2019年7月13日、俳優・加瀬亮特集を上映する。
この日、福山駅前シネマモードでは13:30~19:10頃まで加瀬亮が世界の巨匠と組んだ映画作品を3本立てで上映。合間には加瀬さんご本人が登壇するトークショーも開催する。
トークショーの時間には、お客様とのQ&Aも予定されています。上映作品と上映時間は以下の通り。
加瀬亮特集 はじまりのみち(1本目)
1本目に上映するのは、原恵一監督で2013年に公開された「はじまりのみち」。映画監督で脚本家でもあった木下惠介さんの生誕100年記念映画。キャストは、加瀬亮、田中裕子、ユースケ・サンタマリアほか。
【ストーリー】
時は戦中。映画界に政府から戦意高揚の国策映画づくりが要求された時代。木下惠介が昭和19年に監督した『陸軍』は、その役割を果たしていないとして当局から睨まれ、次の映画の製作を中止にさせられてしまう。夢を失った木下は松竹に辞表を提出、病気で倒れた母、たまが療養している浜松市の気賀に向かう。失意の中、たまに「これからは木下惠介から本名の木下正吉に戻る」と告げる惠介。戦局はいよいよ悪化の一途をたどり、気賀も安心の場所ではなくなる。惠介は、山間の気田に疎開することを決め、その夏、一台のリヤカーに寝たままの母を、もう一台には身の回り品を乗せ、兄と、頼んだ「便利屋さん」と自分の3人で、夜中の12時に気賀を出発し山越えをする。17時間歩き通し、激しい雨の中リヤカーを引く3人。ようやく見つけた宿で、母の顔の泥をぬぐう惠介。疎開先に落ち着いて数日後、たまは不自由な体で惠介に手紙を書く。そこにはたどたどしい字で「また、木下惠介の映画が観たい」と書かれていた。
(C)2013「はじまりのみち」製作委員会
加瀬亮特集 自由が丘で(2本目)
2本目は、ホン・サンス監督で2014年に公開された「自由が丘で」。キャストは、加瀬亮、ムン・ソリ、ソ・ヨンファほか。
【ストーリー】
想いをよせる年上の韓国人女性を追いかけて、スーツケースひとつでソウルへのやってきた男、モリ。しかし、彼女は見つからず、彼女に宛てた日記のような手紙を書き始める。彼女を探してソウルの街をいったりきたり。同じゲストハウスに泊まっているアメリカ帰りの男と仲良くなり、毎晩のように飲んで語らって。迷子になった犬を見つけたことで、カフェ〈自由が丘〉のオーナーと急接近。ワインを飲んでなんだか良いムードに。坂道と路地の多い迷路のような街で、時間の迷路に迷い込むモリ。果たしてモリは彼女に出会えるのだろうか。
(C)2013 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.
加瀬亮特集 ライク・サムワン・イン・ラブ(3本目)
3本目は、アッバス・キアロスタミ監督で2012年に公開された「ライク・サムワン・イン・ラブ」。キャストは、奥野匡、高梨臨、加瀬亮ほか。
【ストーリー】
84歳、元大学教授のタカシ(奥野匡)は、亡き妻に似た若い女性・明子(高梨臨)を、デートクラブを通して家に招いた。整えられたダイニングテーブルには、タカシによってワインと桜海老のスープが準備されるが、まどろむ明子は手をつけようとしない。明子はむしろ、彼女に会うために上京してきた祖母に会えず、駅に置き去りにしてきたことが気にかかっていた。翌朝、明子が通う大学まで車で送ったタカシの前に、彼女の婚約者と名乗るノリアキ(加瀬亮)という青年が現れる。最初はタカシを明子の祖父だと勘違いしていたノリアキだったが、やがて2人の関係を怪しみはじめると、遂には狂気的な行動で明子とタカシを追い詰める。運命の歯車が、廻りだした。
(C)mk2/eurospace
上映スケジュール
7月13日に福山駅前シネマモードで上映される「加瀬亮特集」の上映スケジュールは以下の通り。
13:30~ はじまりのみち(96分)
15:15~ 自由が丘で(67分)
16:23~ 加瀬亮さんトーク
17:20~ ライク・サムワン・イン・ラブ(109分)
チケットは全指定席で、前売券が3500円、当日券が4000円。料金には映画3作品分とトークショーが含まれます。
チケットは6月9日から受付開始で、劇場窓口が11時から、ネット予約が17時からとなっています。終了予定時刻は19:10。詳細は、福山駅前シネマモードへお問合せ下さい。
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