穴 で芥川賞受の小山田浩子、広島在住の新人ママだった
第150回 芥川賞・直木賞(25年度下半期)が選出され、芥川賞を 広島出身・在住の 小山田浩子さんの作品 穴 が受賞しました! 穴 のあらすじなどはこちら
第150回 芥川賞・直木賞(25年度下半期)が選出され、
芥川賞に小山田浩子「穴」/直木賞に朝井まかて「恋歌」、姫野カオルコ「昭和の犬」がそれぞれ選出されました!
Photo by 穴/小山田浩子
この中、穴 という作品で芥川賞を受賞した 小山田浩子さんはなんと広島市佐伯区出身・在住の一児の母!(広島大学 文学部日本文学語学講座卒業生)
芥川賞・直木賞の受賞作品が決まり、2014年1月16日に受賞者の会見が東京都内で行なわれましたが 小山田浩子さんは生後3ヶ月の娘さんがいて会場に来られない、という事から電話でインタビューに応えていました。
穴 の作品の中には広島弁も登場、広島が舞台?とイメージさせる部分も
小山田浩子さんの 穴 のあらすじ・概要は
仕事を辞め、夫の田舎に移り住んだ夏。奇妙な獣の姿を見かけた私は、後を追ううちに得体の知れない穴に落ちた。ごく平凡な日常と、その合間に顔を覗かせる異界。『工場』で話題を集めた著者による、待望の第二作品集。芥川賞候補となった表題作を含む全三篇を収録。
via. shinchosha.co.jp
電話でこたえた芥川賞受賞インタビューで 小山田浩子さんには「広島が舞台のように感じた」という質問が司会から投げかけられましたが
・生まれてから広島以外で暮らした事がない(旅行はあるが)
・広島を舞台にした、という訳ではないが 風景描写などには普段 私が生活している場所や 街のイメージが作品に反映される
・子どもの言い回しや口調に方言を取り入れたため広島感が出ていると思う
という内容でコメント。舞台の設定は「広島ではない」とされているものの、これは広島ロケで実写化も有り得るか…!?
小山田浩子さんは現在、産後間もないという事もあり 子育てに追われているといいますが執筆活動は「すぐにでなくとも続けて行きたい」とのこと。
芥川賞受賞作、穴 もそうですが、第42回新潮新人賞を受賞した「工場」も再び注目を浴びることになりそうですね!
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