カルビーが広島に最大規模の新「せとうち広島工場」、創業の地にコミニケーション拠点も
カルビーは五日市港1丁目(広島市佐伯区)に新工場を建設する。カルビーとしては最大規模の工場となり、将来的には人材育成やお客様とのコミュニケーション拠点としての活用も
カルビー株式会社は、広島県廿日市市の広島西工場の老朽化などに伴い、2024年の操業開始を目指して五日市港に最新鋭のマザー工場を建設することを発表した。
新工場完成イメージ
カルビー新工場の建設地 / 中央右上に見えるのは「はつかいち大橋」
広島県内には、広島西工場と広島工場という2つのカルビー工場が廿日市市木材港北にあります。
西工場は1986年に操業開始し、ポテトチップス・ジャガビー・サッポロポテトなどの製造を行っており、広島工場は2006年から、かっぱえびせん・さやえんどう・スナック生地等を製造中。
五日市港に建設される新工場には、広島西工場の機能を移転。既存施設の老朽化への対応に加え、商品需要の拡大や労働力不足に対応するため、設備の自動化や生産効率の向上、省エネルギーによる環境負荷の低減を図る。
将来的には、広島工場の機能も移設され、新工場に集約する計画となっています(2037年以降の予定)。
カルビー新工場、場所は五日市港の埋立エリア
新工場の建設地は、広島市佐伯区五日市港1丁目で現在は空き地になっている部分。
はつかいち大橋を挟んで西側(廿日市市側)にカルビーの現存工場があり、新工場は橋の東側(広島市側)に建設される。
既存工場は廿日市市木材港、新工場は広島市佐伯区五日市港ですが、はつかいち大橋を境に市の境に位置しており、海沿いに隣り合う立地。
新工場の敷地面積は100,000平方メートルで、カルビーとしては最大規模の工場となる。先端テクノロジーを導入し、技術開発や新商品の創出など最新鋭マザー工場(研究開発機能を備えた主力生産拠点)の役割も担っていく。
さらに “創業の地たる広島県における、人材育成やお客様とのコミュニケーションを深める拠点” として、新工場を活用することも計画しているとのこと。新工場の着工は2023年4月の予定。
【追記】
2023年4月12日に起工式が行われ、新工場の正式名称が「せとうち広島工場」となることも発表されています。
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