コカ・コーラ 広島工場に見学施設が完成、体感ブース・バーチャル見学も
三原市の高台に造られたコカ・コーラ広島工場内に2020年10月、工場見学施設が完成。従来の「製造工程を見る」ことだけでなく、見学者も「製造工程を体感」できる新たなコンテンツも。
2020年6月1日から稼働を開始したコカ・コーラボトラーズジャパン広島工場内に、新たに見学施設が完成した。
現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、同社のすべての見学施設は休止中となっていますが、多くの人に製造工程を見学・体感してもらえるよう、準備が整えられました。
工場見学施設内「ボトルシアター」
コカ・コーラボトラーズジャパンは国内に17の工場を持ちますが、このうち宮城・蔵王工場/東京・多摩工場/京都工場/愛知・東海工場/宮崎・えびの工場/広島工場 の6つに見学施設を有しています。
コカ・コーラボトラーズジャパン広島工場の見学施設では、玄関を入るとコーラの巨大ペットボトル型ブース「ボトルシアター」がお出迎えしてくれます。インパクト大!
コカ・コーラ社の歴史・ブランドの説明のほか、平成30年西日本豪雨で被災した旧 本郷工場からこの広島工場が竣工するまで(復興のあゆみ)を映像や写真で紹介するコーナーなども有り。
工場見学は、製造工程を「見る」だけでなく「体感」できる施設へ
従来の工場見学と同様に「製造工程の見学」ができるのはもちろん、見学者が「製造工程を体感」できる、2つの新たなコンテンツが登場します。
コカ・コーラ広島工場、体感ブース「疑似体験」
工場見学施設内「体感ブース」の一例
1つ目は、飲料製品が完成するまでの工程で、自分が原材料になった感覚で体感できる。
タンクの中をイメージしたブース内に入ると、“水とシロップが混ぜ合わされる行程” を音や光の演出(視覚と聴覚)で疑似体験できる。
コカ・コーラ広島工場、体感ブース「フラッシュ」
2つ目は、スマホのフラッシュに反応する特殊なシートが壁全体に施されたコーナー。
肉眼では見えなかった図柄が、フラッシュによって浮かんでは消える瞬間的な変化の様子を演出することで、 “冷却・炭酸注入” という工程が視覚的に体感できるという。

このほか、試飲ラウンジや、フォトスポットも用意。2020年10月現在、新型コロナの感染拡大防止のため、コカコーラの見学施設のオープン日は未定で現在休止中となっていますが、
休止中でもオンラインで楽しめる「バーチャル工場見学」という特設ページが開設されています。詳しくはコカ・コーラボトラーズジャパンのHPをご覧ください。
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