とうかさん・ゆかたできん祭2022は開催、WITHコロナでホコ天なし
広島に夏の到来を告げるお祭り「とうかさん大祭」が2022年は規模を縮小し新型コロナ対策を講じた上で実施することが発表されています。「ゆかたできん祭」は3年ぶり復活!名物・ホコ天は
広島の初夏の風物詩である祭り「とうかさん大祭」。2022年は6月3日~5日に感染対策を行いながら「開催する」ことが発表されました。
画像は過去開催時の様子
とうかさんは、広島市中区にある圓隆寺に祀られる “稲荷(とうか)大明神” の呼び名。(イナリと読まず、トウカと音読みしたものが語源)。毎年、祭りの行われる3日間のみ、その御神体が開帳されます。
とうか大明神は1619年に圓隆寺が建立されたと同時に迎えられ、広島城を守り城下庶民には安寧・繁栄をもたらしたといわれる。
大祭は翌年から始まったとされ、以降400年にわたり続けられてきました。
2020年は中止、2021年は感染対策を行いながら規模を縮小して開催。2022年も引き続き縮小し、オンラインとのハイブリッド開催へ。
境内にて御神体に関する儀式や厄除けうちわ・お守りの取扱い・大祭特別祈祷の実施が予定されており、儀式のオンライン配信も実施されます。
なお、新型コロナのまん延状況次第では急な変更が生じる場合あり。最新情報はとうかさん公式サイトにてご確認を。
また、とうかさん大祭は “浴衣の着始め” 祭りとしてもお馴染み。祭りの日には広島市中心部に浴衣を着た人がたくさん訪れます。
とうかさん大祭に合わせて行われる周辺商店街などでのイベント「ゆかたできん祭」は広島市中央部商店街振興組合連合会(中振連)によるもので、例年、大々的に行われます。
ホコ天(歩行者天国)はしないが、映えスポット用意「ゆかたできん祭」
2022年はシャレオ中央広広場 / アリスガーデン で開催とし、中央通りを歩行者天国にしてのイベントは行わないと発表されています。
歩行者天国を実施していた時の様子
今年は各会場で「ゆかたコレクション」や伝統芸能ステージを実施。
シャレオ中央広場では、ステージイベントがない時間帯に「ランウェイ」を一般にも開放して写真撮影などに。
アリスガーデンでは笹竹で組んだ「竹林」と大とうろうの灯りで演出されます。
3年ぶりに復活する「ゆかたできん祭」は、浴衣でお出かけできる楽しみを感じたり写真や動画に撮って残したりしやすい構成で来場者を迎えます。
「ゆかたできん祭」はとうかさん大祭にあわせ6月3日~5日まで開催されますが、5日はアリスガーデンのみ。また、雨天の場合はアリスガーデン会場での企画は中止となります。
詳しくは中振連ホームページよりご確認ください。
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