すみよしさん (住吉祭り)心身清める広島の三大祭り
一年の半分を過ごしたこの時期ならではのお祭り「すみよしさん(住吉祭・住吉神社夏まつり)」、2019年は7月16・17日に開催されます。すみよしさんで行われる珍しい神事や内容もご紹介。
「広島三大祭り」のひとつ、すみよしさん(住吉祭)が2019年7月16日・17日に開催されます。(広島三大祭り:えべっさん/とうかさん/すみよしさん)
※すみよしさんの「茅の輪くぐり」
すみよしさんは、「一年の半分を過ごしてきた中で、知らず知らずの間についていた心の垢を祓い除き、清浄な心に立ち戻り活力を与える」というめずらしいお祭り。(過去のすみよしさんの様子はこちら)
実施される神事もまた特徴的で、住吉神社の拝殿前に巨大茅の環(ちのわ)が設置されたり、人形流しが行われたり。
さらに、神楽の奉納、露店多数出店、神社前に流れる川にはこぎ伝馬船も出る。
半年分の心の垢を、祓い除くおまつり
すみよしさん(住吉祭り)での「茅の輪(ちのわ)くぐり」は、清めの霊力があると言われる植物・茅(かや)で作られた直径約3mの茅の輪が拝殿の前に設置される。
参拝者は左・右・左…と八の字を描くように3回くぐって災厄から逃れることができるようお祈り。これは参拝時に各自で随時行えます。
「人形流し」では、人の形をした白い水溶性の紙「大祓人型(おおはらいひとがた)」に自分の名前と年齢を書き入れて神主さんにお祓いをしてもらい、神社の前を流れる本川に流してもらう。人形に自分の身代わりとして罪やケガレをうつし水に流す、そんな意味が込められているのだそうです。
こちらも祭り当日随時受付。人形流しは夕方より行われる。
茅の輪くぐり(終日)、お祓い(夕方)、人形流し(夕方)、打ち上げ花火(20時)などは両日行われ、この他こども神楽は7月16日18時半~、神楽奉納は7月17日19時より予定されています。
神社周辺は18時から22時頃まで交通規制が行われるため、車での参拝は控えた方がよさそう。詳しくは住吉神社ホームページでご確認ください。
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