公開:2014/01/10 Mika Itoh │更新:2022/02/12
寒さでスズメが集まって、集団でモフモフしている風景
スズメが数十から百羽近く1本の木に集まっているのは何故?「スズメのなる木」がある理由と、もふもふして膨らんでいる集団スズメたちの風景
1月10日の早朝、広島県全域で雪が降りました。沿岸沿いで車や屋根の上にうっすら積もるくらいの雪が降るのは珍しく、朝は特に冷え込んでいたのですが
スズメたちも寒かったのか、数十から百羽近いスズメたちが1本の木に集まって寄り添い合っていました。
photo by どばちゃん
よく見てみると、沢山のスズメたちが1本の木に集まって、枝にはスズメたちでビッシリ。
みんなちょっと膨らんでいる。
まるで、「スズメのなる木」ですね! 他にも止まれそうな木はあるのに、どうして1本の木に群がっているんでしょう。
スズメが群がるのは、理由があった
スズメたちが1本の木や、同じところに群がっている様子を「塒(ねぐら)」と呼び、集まることで体温の維持や 睡眠時に外敵から身を守るためなどの意味があるようです。
たしかに、寝ている子もいれば、目を光らせて周りを警戒している子もいる!
ちなみに集団で集まっているほとんどが その年生まれの若鳥なのだそうで、成鳥になると群れに入らず個々の場所に定住するようです。
バサバサーッと集まってきては、
1カ所に集まる スズメたち。
反対側の電線なら空いてるよ
ぎゅうぎゅう詰め(笑)
この子たちも大人になったら、塒(ねぐら)をすることもなくなり、自分の居場所を見つけて行くんですね。なんだか微笑ましい風景ですネ。一方、都市などでは、塒によって糞害の問題を抱える地域もあるようです。
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