公開:2024/01/16 伊藤 みさ │更新:2024/01/16
ひろしま男子駅伝 優勝・入賞トロフィーは折り鶴再活用素材、基町高生がデザイン
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- 広島ニュース
ひろしま男子駅伝(天皇盃 全国男子駅伝)のトロフィーを基町高校の生徒が手掛け、8作品が完成。平和公園に捧げられた折り鶴を再活用したものとなっています。
2024年1月21日に開催される「天皇盃 全国男子駅伝(通称:ひろしま男子駅伝)」の優勝・入賞チームへ授与される予定のトロフィーが完成。
トロフィーは、ひろしま男子駅伝のメインスポンサーを務める株式会社大創産業が広島市立基町高等学校の生徒に制作を依頼したもの。
平和の象徴である「鶴」をテーマとし、広島市立基町高等学校の生徒がデザイン・制作した8作品が完成しました。
トロフィーは高さ約25~30cm。広島平和記念公園の原爆の子の像に捧げられた折り鶴が再活用されました。
鮮やかな色味を生かすために、石のような落ち着いた風合いをもつ素材「ジェスモナイト」に折り鶴を細かく粉砕したものを混ぜて形成。
表彰式には制作した高校生も出席予定。生徒から「選手の皆さんに喜んでもらえるよう、頑張ってトロフィーを制作しました。トロフィーに込められた平和への思いも受け取って欲しいです。」とコメントが寄せられています。
スポーツの振興とともに世界平和を国内外に発信する機会へ
大創産業は、2015年から天皇杯 全国男子駅伝(ひろしま男子駅伝)のメインスポンサーを務めており、
大会当日に特別協賛社賞を授与し、平和記念公園前を発着点とする同大会をスポーツの振興とともに世界平和を国内外に発信する機会と捉え、
「原爆の子の像」に捧げられた折り鶴灰を活用したトロフィーの授与を2019年に着想。
これからの平和の担い手となる高校生に平和を考えるきっかけとしてもらうために、基町高等学校 普通科創造表現コースの生徒にトロフィーのデザイン・制作を依頼。
今回で3回目の授与となっています。
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