公開:2025/08/01 Mika Itoh │更新:2025/08/01
日本製鉄の呉地区跡地は「複合防衛拠点」として整備、防衛省との売買契約に基本合意
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- 広島ニュース
日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地について、防衛省は日本製鉄と土地の売買契約締結に向け基本的事項に合意したことを発表しました。防衛省が計画している「多機能な複合防衛拠点」とはどんなもの?
防衛省は2023年9月に閉鎖した日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地を「多機能な複合防衛拠点」として整備するため、
日本製鉄と土地の売買契約締結に向けた基本的事項に合意したことを2025年7月31日に発表しました。

稼働していた頃の様子
新原呉市長はこれに対して「多機能な複合防衛拠点の整備が一層着実に進むものと期待しています」とコメントしています。
多機能な複合防衛拠点とは?
防衛省が整備を計画している「多機能な複合防衛拠点」とは、具体的にどんなものなのでしょうか?
防衛省が想定している複合防衛拠点の主な機能は以下の通り(2025年3月発表時点)。
- 装備品などの維持整備・製造基盤(民間の誘致を含む)
- 防災拠点(ヘリポートや物資の集積場など)及び、部隊の活動基盤(艦艇の配備、訓練場など)
- 岸壁などを活用した港湾機能
日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地は海上自衛隊呉基地のそばにあり、この基地には主要部隊や多くの艦艇が配備されています。

また、海田町にある陸上自衛隊の駐屯地や、米軍基地と自衛隊基地のある岩国にも近いなど地理的条件が良いことなどから、
日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区跡地に「多機能な複合防衛拠点」を整備したい考えのようです。
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