映画この世界の片隅に NHKで年始に放送、被爆80年プロジェクトで

公開：2024/12/31 伊藤みさ │更新：2025/01/02

2016年に公開され、今もなお愛され続けているアニメーション映画
この世界の片隅にが2025年1月4日にNHK G（総合テレビ・広島県向け）にて放送されます。

映画この世界の片隅に NHKで年始に放送、被爆80年プロジェクトで
© 2019こうの史代・コアミックス /「この世界の片隅に」製作委員会

2025年8月に被爆80年を迎えることから、NHK広島放送局では【NHK広島被爆80年プロジェクト -わたしが、つなぐ- 】を始動。

被爆者の平均年齢が85歳を超えるいま、被爆の体験や平和への願いをどのように次の世代へ伝えていくかが大きな課題。メッセージを受け取ったひとりひとりが自分事として捉え、平和への思いをつなぐための一歩を踏み出してほしいという願いがキャッチコピーに込められています。

今後様々な放送も予定される中、2025年年明けに放送されるのがこの映画「この世界の片隅に」。女優・のんさんが主人公の声を担当したことでも話題となった作品。

日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞ほか国際的な賞も受賞しています。

第二次世界大戦中、広島県呉市で生きる人々の姿をリアルかつ柔らかいタッチで描き出されます。

昭和19年2月。18歳のすずは軍港の街・呉へとお嫁に行くことになる。

新しい家族は、夫・周作、そして周作の両親や義姉・径子、姪・晴美。配給物資が減っていく中でも、すずは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。

映画この世界の片隅に場面カット

昭和20年3月。呉は、空襲にさらされ、すずが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。そして昭和20年の夏がやってくる―。

以下は映画予告動画。

映画この世界の片隅には2025年1月4日午後3時50分～5時58分 NHK G（総合テレビ・広島県向け）にて放送。NHKプラスで見逃し配信（放送後1週間）あり。

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