公開:2017/01/17 伊藤 みさ │更新:2024/10/26
ガンツウ(guntu)瀬戸内海に浮かぶ小さなラグジュアリー客船が誕生
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- 尾道市 スポット 観光
瀬戸内海に浮かぶホテル…!といった感じのラグジュアリー客船、「guntu(ガンツウ)」が誕生!ベラビスタマリーナ(尾道市)を発着地とし、波の穏やかな瀬戸内海に漂いながら贅沢な時間を過ごします。
ベラビスタマリーナ(広島県尾道市浦崎町)を出発・帰港地とし、船だからこそ訪れることが可能な瀬戸内海各所を錨泊(いかりをおろして1か所にとどまる)しながら運行する海上のホテル「guntu(ガンツウ)」が2017年9月に就航します。
ガンツウ とは、瀬戸内海に生息するイシガニ(ワタリガニの一種)を表す方言。
[ 客船 ガンツウ、瀬戸内海に浮かぶ高級宿が宮島沖に停泊する様子 ]
主にこの船の母港である尾道で呼ばれる名前で、食べたり出汁をとったりと多くの場面で使われています。そんな味わい深いカニのように、瀬戸内を味わいを余す事なく楽しめる船になるように…との想いが込められているそう。
そんな船・ガンツウには「客船」のイメージを覆す広々とした客室19部屋が備わります。
1泊30万~!穏やかな瀬戸内海でラグジュアリーなひとときを
「せとうちに浮かぶ、小さな宿」がコンセプトのラグジュアリー船・ガンツウ。
全長81.2mのこの船には、テラスを兼ね備えた全室オーシャンビューの客室が全19部屋。
部屋の広さは50平米~95平米。木材を多く使用した室内でゆっくりとくつろげます。客室としてはかなりの広さで、これが船の中にあることを考えるとかなりの贅沢感。
そんな「ガンツウ」の中で頂ける料理は、東京・原宿の老舗割烹料理店「重よし」大将佐藤氏が監修する瀬戸内海の滋味(じみ。豊かで深い味わい)。和食のほか、オールデイダイニングで楽しめる洋食やスイーツ、寿司バーなども用意される予定。
航路は3泊4日西回りルートの場合は以下になる予定。
ベラビスタマリーナ発 → 尾道水道 → 宮島沖(1泊/錨泊) → 音戸の瀬戸 → 倉橋島 → 大畠瀬戸 → 山口県の柳井方面沖 → 上関湾(1泊/錨泊) → 祝島沖 → 忽那諸島(松山沖) → 大三島沖(1泊/錨泊) → 来島海峡 → ベラビスタマリーナ帰港
このほか、3泊4日の東回りルート/2泊3日/1泊2日の場合…など、瀬戸内の春夏秋冬に応じた魅力的な航路を準備しているとのこと。
販売価格は1泊1室、50平米の部屋は30万円~(予定)/95平米の部屋は80万円~(予定)。船内での飲食やアクティビティは料金に含まれる。
運行開始は2017年9月の予定で、予約は3月下旬頃から受付開始予定。
帝国ホテル(東京)内にオープンする「ガンツウギャラリー」での店頭予約及び電話でのみ受付。
ガンツウの母港であるベラビスタマリーナからは水陸両用機での遊覧飛行も始まり、さらに今年は「トワイライトエクスプレス瑞風」の運行開始で尾道には立ち寄り観光でベラビスタスパ&マリーナ(旧:ベラビスタ境ガ浜)へのクルージングも予定されています。
瀬戸内(特に尾道沿岸部)を舞台とした観光が賑やかになりそうです。
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