広島・宮島口の新ホテルは「フォーク＆ナイフ」最上階には混浴温泉も

HOTEL FORK & KNIFE、日本の伝統と美を表現した和モダンな空間

室内は杉やヒノキなどの自然素材を使い、日本の感性と美に触れる静かで落ち着いた上質な雰囲気へ。館内の設計デザインを手がけたのは建築家で美術家の佐野文彦氏で、和の美意識を現代的に表現しています。

エントランスは厳島神社の能舞台から着想を得たスペースも

ホテルの店名・HOTEL FORK & KNIFE（ホテル フォーク＆ナイフ）からも想像できる通り、こののホテルの最大の魅力の1つは「食」。

レストランでは、食の宝庫である瀬戸内の豊かな海と山の幸などを薪火で仕上げ、土鍋で炊いたごはんとともに提供。

個人的に最も魅力を感じたのは、客室。大きな窓辺に障子を置き、小上がりの上にベッドを配置。非常にシンプルなのですが、静けさを感じさせる日本らしい美しさと快適さを備えた和モダン空間になっています。

ちなみに、広さ180㎡もあるスイートルームには、プライベートサウナや露天風呂、シェフを招いて特別な食事も楽しめる専用キッチンカウンターまで備わっています。

またホテルの最上階には、水着着用で男女混浴利用ができる温浴施設を完備。ここの湯は、地元の温泉郷・宮浜温泉から運んできた天然温泉（内湯・露天風呂とも）が使用されるそうですよ。

そして館内には、囲炉裏を囲むバーラウンジがあったり、

広島発のセレクトショップ「ref.」が出店するとのこと。

現在、ホテルは完成に向けた最終工事が進められていますが、外観は大きく変わっていないだけに、館内空間とのギャップが楽しみ。

周辺では、星野リゾート「界 宮島」や、ヒルトンのラグジュアリーホテルなどの建設も進んでおり、

さらに廿日市市平良エリアで工事が進められている巨大リゾート施設計画もあり、ここでもホテル建設が予定されています。既存のホテルに加えて宮島口エリアがホテルラッシュとなっています。