公開:2019/01/23 Mika Itoh │更新:2021/11/29
毛利丸、遊覧船で宮島のレアスポットも観光案内
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- 廿日市市 スポット 観光
船でしか行くことの出来ない宮島の御床神社や、大鳥居に大接近して記念撮影などレア体験が出来る遊覧船「毛利丸」が、塩屋漁港から毎日運航しています。
宮島観光遊覧船「毛利丸」が、2018年末から宮浜温泉地域管理組合とタッグを組んで、宮島への直行便をスタートさせています。
毛利丸では、フェリーでは見ることのできない特別なルートをガイド付きで観光しながら約50~60分かけて宮島へ渡ります。
出発地点は、港町の雰囲気ある漁港から
出発地点は、塩屋漁港(広島県廿日市市沖塩屋3丁目)。
港町ならではの雰囲気も味わいながら、漁船がたくさん停泊する桟橋から遊覧船「毛利丸」に乗り込み、宮島へと出発します。
桟橋は網目状になっているため、足元がヒールだと歩きにくいのでご注意を。
毛利丸は、定員は10名程度の小さな遊覧船。船内の窓際にベンチシートの座席があります。夏は、窓を開けて風を感じながら走るのだとか。
船に乗り込み、いざ出発です。
動画で見る毛利丸、遊覧船で行くレアな宮島体験
以下の動画は、塩屋漁港から大鳥居前まで毛利丸で向かった様子。
この日、出発から到着までは60分超でしたが、内容が充実しているため長く感じることもなく満足度も高く感じました。観光客はもちろんですが、地元の方が乗っても楽しめると思います。
船でしか行けない宮島の「御床神社」に海上参拝
塩屋漁港を出発してまず最初に向かうのが、宮島の西側・海上にせり出た岩場に建てられている、御床神社(みとこじんじゃ)。
御床神社が見えてきました!
宮島の海岸沿いには、7つの神社が点在しており、この7社を七浦神社(ななうらじんじゃ)と呼んでいます。御床神社は、その中の1つ。
船でしか行けない場所が多いため、普通の観光ルートには含まれていないレアスポットです。また、その歴史についても船内スタッフが丁寧に案内してくれます。
ガイドが丁寧に解説してくれる
毛利丸はここに立寄ってくれるため、海上参拝して次へ向かいます。
海霧に包まれた御床神社 / 提供:毛利丸
ちなみに、寒い日の朝だと海面から湯気のように海霧が立ち上るため、より幻想的な雰囲気になります。
筏の間をすり抜け、カキ養殖の風景も
御床神社への海上参拝が終わると、筏(いかだ)が沢山浮かぶすぐそばを通って宮島桟橋方面に向かいます。
筏の下をのぞくと、牡蠣が吊るしてある様子を間近に見ることが出来ます。
カキ筏の仕組みは、宮島水族館でも見ることが出来ますが、実物をこんなに間近で見られる機会は滅多にありません。
また、運が良ければ漁師さんたちが牡蠣の水揚げをしている様子を見られることも。その他、10月から春先にかけては、スナメリが泳いでいる姿を目撃することもあるようですよ!
厳島神社の大鳥居に大接近!最高のアングルで記念撮影
厳島神社の大鳥居までやってくると、鳥居の真下まで接近してくれます。
大鳥居に接近する毛利丸
鳥居の真ん中は、神様の通り道になっているため、毛利丸では鳥居をくぐらないようにしているのだとか。
とはいえ、くぐってしまうのでは…とヒヤヒヤするほど、真下まで大接近してくれます。また、鳥居や厳島神社を背後に、真正面から記念撮影ができる時間をとってくれます。満潮時にこのアングルから撮影できるのは、遊覧船の特権ですね。
毛利丸はこのあと宮島第3桟橋に向かい到着となりますが、お客様の荷物がない場合や潮の満ち引きなどの条件があえば、桟橋よりも厳島神社に近い海岸(有之浦海岸)で下船することも可能とのこと。
毛利丸の利用方法
宮浜温泉地域管理組合とタッグを組んで実施しているこの宮島便は、現在は宮浜温泉に宿泊したお客様を対象に毎日実施しているもの。毛利丸の宮島直行便(観光ガイド付き)の料金は、大人1200円、3歳~小学生まで600円。
毛利丸が停泊する塩屋港(漁港)までは、各旅館が送迎してくれる。利用は要予約となっています、宮浜温泉の各宿フロントまでお問い合わせを。
また、宿泊客でない場合も席に余裕があれば乗船することが可能とのこと。詳細は0120-304-384まで。
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