公開:2018/03/02 伊藤 みさ │更新:2018/03/02
移住希望地ランキング 長野が1位、広島も連続上位に
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移住希望地ランキング2017が発表!ふるさと回帰支援センター(東京)が、地方移住に関するアンケートを実施し、集計した結果(TOP20)を発表。長野県が1位で、広島は2年連続4位という結果に!
地方移住(IJUターン)を支援する相談窓口「ふるさと回帰支援センター」が2017年の調査結果をまとめ、最新の移住希望地ランキングを2018年2月28日に公開。2015年以来2年ぶりに長野県が1位に返り咲きました。
移住希望地ランキングとは、同センターが運営する「ふるさと暮らし情報センター(東京)」の来場者を対象に、地方移住に関するアンケートを実施。これを集計して毎年ランキングを発表しています。
ランキングの1位~3位は、首都圏から近く移住先としての認知度が高い山梨・長野・静岡 3県は安定的な人気を保っており、ここ5年は上位2県の長野・山梨が順位を毎年入れ替えながら1位の座を競い合い、2017年は長野県が1位。静岡は2年連続3位をキープし安定感を誇っています。
そして4位は広島県!2013年まではTOP20にも入らなかったにも関わらず、2014年に18位、2015年は6位…と着実にランクアップしており、2016・2017年は連続4位に。
20~30代のUターン希望者が増加中!移住希望地ランキング一覧
発表された「移住希望地ランキング2017」のTOP20は以下の通り。
1位:長野県
2位:山梨県
3位:静岡県
4位:広島県
5位:新潟県
6位:福岡県
7位:岡山県
8位:福島県
9位:宮崎県
10位:富山県
11位:愛媛県
12位:高知県
13位:和歌山県
14位:群馬県
14位:山口県
16位:北海道
17位:大分県
18位:栃木県
19位:長崎県
20位:宮城県
ちなみに、UJIターン別移住希望地域ランキングで広島は、Iターンが8位/Uターンが2位、孫ターンが8位と、こちらも上位にランクインしています。
- Iターン:生まれ育った地元以外で住む・働くこと(主に首都圏産まれの人が地方に移住することを指す)
- Jターン:生まれ育った故郷から都心へ移住したのち、故郷にほど近い地方都市に移住すること
- Uターン:地方で生まれ育った人が都心での労働・教育後に、ふたたび自分の出身地に戻ること
- 孫ターン:都心部の子育て世代が、自分たちの親・祖父母のいる地方に移住すること
ふるさと回帰支援センターの分析によると、地方創生の流れの中で、地方移住支援に取り組む自治体が増え、首都圏での移住相談会・セミナーを開催する機会が大幅に増加しているという。
自治体によっては、大型セミナーで概略などの発信を行い、そのあと行うテーマ別相談会でより確度の高い相談に乗るパターンも増加傾向。
広島県もそのうちのひとつのようで、セミナー参加だけでなく、その後の相談に確実につなげることが上位にランクインしている理由の一つであると見られています。
また、近年はUターンなどでの若年層(20~30代)の移住相談者も増えているそうですが、「就労の場があること」が移住選択の条件に挙げる人も多く地方都市の人気が高くなっているようです。
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