密厳浄土寺(みつごんじょうどじ)/因島
柑橘の生産が盛んな因島。なかでも「はっさく」はこの地が発祥です。その記念碑や販路拡大に貢献した田中清兵衛の記念碑がある浄土寺(密厳浄土寺)。お寺には本尊として阿弥陀如来像が安置されています
因島の南寄り、静かな場所に建つ浄土寺(密厳浄土寺)。
瀬戸内の温暖な気候の中、この島では柑橘の生産が盛んですが、特に有名な「はっさく」は因島が発祥とされています。
密厳浄土寺にはそのはっさくの原木が祀られ、記念碑やはっさくの販路拡大に貢献した人物の像も設置されています。
八朔発祥の地の記念碑
因島の柑橘の歴史は、室町時代の初期から500年の歴史があり、村上水軍が各地からみかんなど約60種の柑橘の苗木を持ち帰ったといわれている。
八朔を全国に広めた田中清兵衛
その影響で、因島には 珍しい柑橘が多く存在していたと考えられます。
幕末(1860年)に、当時の浄土寺住職 小江恵徳上人が寺領にて偶然見つけた果実が「八朔」の始まりとされており、
この果実が旧暦の 8月 1日頃より食べられていたことから、明治 19年(1886年)に「八朔」と命名される。
浄土寺の境内
鳥居
山門
弘法大師の立像
手水舎
浄土寺の本堂
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2019.06.06 [writer]Haruka