公開:2014/11/05 伊藤 みさ │更新:2016/11/06

筆の駅、熊野の玄関口にコミュニケーションスペース

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広島市側からの熊野の玄関口に、道の駅…ならぬ「筆の駅」がオープンしました。筆の製造・販売を行う仿古堂(ほうこどう)の隣にできたその施設は観光案内所であり、ミニギャラリー、カフェスペースも兼ねるスポット。

広島市側からの安芸郡熊野町の玄関口(県道34号線沿い)に、道の駅…ならぬ「筆の駅」が2014年3月にオープンしました。筆の製造・販売を行う仿古堂(ほうこどう)の隣にできたその施設は

観光案内所であり、ミニギャラリー、カフェスペースも兼ねるスポット。

筆の駅、熊野の玄関口にコミュニケーションスペース

熊野町 筆の駅 外観

きれいなお庭とデッキタイプのテラスに引き寄せられ、お邪魔しました。

筆の駅は小さな施設で、室内に2つのテーブルが置かれてスペースが埋まるくらい。壁には1点1点額にはいった、筆を使って描かれたり書かれた作品が飾られていました。

筆の駅でプチ書道体験、思わず筆が使いたくなる

熊野町 筆の駅の施設内の様子

筆の駅には2階もありますが、こちらも小さなスペースに作品が展示されています。階段の下に置かれていたいろいろな筆と半紙、すずり、墨でプチ書道。

熊野町 筆の駅の施設内の様子2

熊野町 筆の駅の中の書道セット

普段はシャープペンシルやボールペン、マーカーなどを使う方が多く 筆を使う機会は少ないのでワクワクします。力の強弱で変わる線の太さやにじみ・かすれ具合で、筆でなければできない一つの作品ができます。

熊野町 筆の駅で書道もしてみた
(その時の心境を書にしたためてみました。絵を描いてみてもいいかも)

受付には人が常駐していて、熊野のグルメやスポットについておすすめを聞くと親身になって考えてくれます。

筆の駅 は、隣の筆のお店「仿古堂」が

日常のあらゆる道具が日々進化する中で、筆は昔からそのカタチも素材もほとんど変わることなく現代に受け継がれる。すべて手作業で作られる筆の素晴らしさや伝統、そしてこの町の魅力を展示やイベントを通して伝えたい

という想いのもとに、町の補助を受けてつくられたのだそうです。筆の事や熊野の事を、コーヒーなどを飲みながらゆっくりと聞いて町めぐりをすれば新たな発見があるかもしれません。

熊野町 筆の駅の施設内の様子3

スポット名 筆の駅
住所 広島県安芸郡熊野町出来庭10-6-24
休館日 盆・年末年始以外は無休 ※2015年3月1日以降、毎週水曜日は休館
時間 10時から16時
駐車場 無料あり
備考 筆の駅/仿古堂

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