海軍さんのカレー、呉発 海の防人が愛した味が広島土産に
海軍グルメ、といえば外せないのが「カレー」。海軍鎮守府(日本海軍の根拠地)が置かれた呉に「海軍さんのカレー」というレトルトカレーも販売されていました。
海軍グルメ、といえば外せないのが「カレー」。海軍鎮守府(日本海軍の根拠地)が置かれた呉にも地域に海軍グルメが広まっており、「海軍さんのカレー」というレトルトカレーも販売されていました。
日本の国民食・カレーライスは、海軍がその発祥と言われています。
明治期に海軍がカレーを取り入れて以来、基地があった呉の洋食屋では「海軍さんのカレー」がハイカラ文化の象徴的な存在として人気メニューになっていきました。
-パッケージより-
戦艦大和らしきシルエットが描かれた「海軍さんのカレー」。期待が高まります。
甘め?と思ったら後から来るスパイシーさ
ご当地系のレトルトカレーといえばたいてい内容量は1食分ですが、海軍さんのカレーは2食分(200g×2袋)。パウチをそのまま湯銭で温めるか、器に移し替えてレンジで温めるだけで食べられるので手軽です。
ルーは軽いとろみで比較的サラっとした感じ。具は人参・じゃがいも、お肉が小さくなって入っています。
ウスターソースの香り・味が特徴的で、最初は「中辛」くらいかな という印象でしたが後からジワジワっとスパイシーな辛さが。野菜の甘みとスパイスがきいた、安定感の美味しさでした。
「海軍カレー」のはじまりは洋上で曜日感覚を忘れないように “金曜日はカレーの日(=ハナ金カレー)” とし、それぞれの艦艇ごとにこだわりのカレーが作られるようになったと言われています。
近年ではレシピ本や、海軍カレーを題材にしたドラマが作られるほど注目が集まっているので 自分で食べるほか、広島土産などにも喜ばれそうです。
海軍さんのカレーはお土産店ほか、品揃え豊富な県内のスーパーのカレーコーナーなどでも販売されています。
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