呉冷麺発祥の店 珍来軒、シンプルだけどまた食べたくなる一皿
呉冷麺の発祥の店 という、珍来軒(ちんらいけん)。呉市内ではもちろん、広島市内でもジワジワと人気を博しているという呉市のソウル B級グルメ、呉冷麺をチェックしてきました。
呉冷麺の発祥の店 という、珍来軒(ちんらいけん)。呉市内ではもちろん、広島市内でもジワジワと人気を博しているという呉冷麺をチェックしてきました。
珍来軒は 呉市本通沿いにある、赤い看板が目印のお店。週末ではありましたが14時頃、ランチタイムを少し外した時間に行ったのに 珍来軒にはかなりの行列が。
地元の人も、市外かららしき人もたくさん。元々 呉市民に人気で知られていた呉冷麺はテレビや雑誌で呉冷麺が紹介されるようになってからどんどん人が増えているようです。
呉冷麺を提供するお店の中でも「いつも行列ができている」という珍来軒さんですがどんな冷麺が出てくるのでしょうか?
呉冷麺はどこか懐かしく優しいスッパ辛い一皿
店内に入ってすぐ正面にあるピンクの壁の小窓がレジ。
珍来軒では、先にお会計を済ませる食券システムです。メニューには 呉冷麺(小600円、大700円)をはじめとして中華そば(小550円、大650円)、バターラーメン(小650円、大750円)などと 点心各種。小龍包やエビシュウマイ、水餃子、プチ桃まん などなどがあります。
珍来軒 店内には海猿ポスターや有名人のサイン色紙が飾られていています。呉も舞台になった「海猿」のキャストも呉冷麺を食べたのでしょうか。
レジで受け取った札をテーブルに並べて出来上がりを待ちます。
すると10分ほどでやってきたのが 呉冷麺(小)。小といっても普通の量で、「大」が大盛りなのだそう。
平打麺の上にはゆで卵にチャーシュー、エビ、きゅうり。見た目は冷やし中華みたいな呉冷麺。珍来軒では温かいミニスープがついてきます。
まずは麺とスープをよく混ぜて元々の味を楽しむ。そして卓上にある酢辛子をかけることによって味がしまりサッパリと食べられる。
各テーブルに置かれた「冷麺食べ方」に沿って食べていきます。
そのままで食べると、冷たくサッパリ系のトンコツスープ。少し甘みもあり優しい味で麺も美味しい。エビが酸っぱい(酢に漬け込んであるそう)のも、呉冷麺の特徴のようです。
甘酢の中に唐辛子が入った酢辛子をかけると 酢の酸っぱさの中にピリっとした辛さがある新しい刺激。辛いものが好きな常連さんには瓶の半分くらいガッツリかける強者もいるようです。
と、お店で紹介されていました。
シンプルで、ピリ辛で、どこか優しい味がする 珍来軒 呉冷麺。個人的には強烈に記憶に残る、というよりも じわっと「何だかまた食べたいなぁ」という感じのする呉冷麺。そんな味わいが呉市民のソウルフードとして根強く残っているのかもしれませんね。
ちなみに、筆者は週末のお昼過ぎにお邪魔しましたがすでに14時過ぎには品切れ、閉店になってしまったので特に週末に行かれる方はお気をつけください。
▼珍来軒
住所:広島県呉市本通4-10-1
営業時間:11時30分から18時(麺とスープがなくなり次第閉店)
定休日:火曜日
電話:0823-22-3947
駐車場:なし ※周辺に有料駐車場はあります
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