公開:2015/05/07 伊藤 みさ │更新:2015/05/07

プラネタリウムで癒し時間、ジミーカーターシビックセンター

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三次市甲奴町の公民館のような機能を果たすジミーカーターシビックセンター。プラネタリウムも完備され、巨大なスクリーンで映像美をリクライニングシートで観賞できます。

広島県三次市甲奴町(こうぬちょう)にある “生涯学習拠点”、ジミー・カーターシビックセンター。

ここには多目的ホールから図書館、平和学習センター・研修室などがあり、大きな公民館のような場所。これに加え、プラネタリウム館も備えています。

360度スクリーンのプラネタリウム、ジミーカーターシビックセンターで

広島県内で「プラネタリウム」というと、広島市こども文化科学館にある事が知られていますが、三次市にもプラネタリウムを楽しめる施設があったのですね!

星座を見るだけではない、映画館に近い映像が楽しめるプラネタリウム

ジミーカーターシビックセンターは、山々ののどかな景色が広がる丘の上にあり、建物は比較的小さめ。

ジミーカーターシビックセンター 画像

プラネタリウムというと、大きな映画館のようなスケールを想像していましたが こちらは小規模タイプとなっています。

2階・図書館の先にある「プラネタリウム館」には、70席ほどのリクライニングシートがあり、ドーム(スクリーン)は直径10mほど。

ジミーカーターシビックセンター プラネタリウムへの通路
(図書館の奥にプラネタリウムがある。)

筆者が訪れた際に上映されていたのは、海外で制作された映画感覚の作品と、日本のプラネタリウム番組制作者として名を馳せる KAGAYA氏の作品、2番組が予定されていました。

プラネタリウム というと、小学生の頃に見た “星座の観察や解説” というイメージがあった筆者ですが、ここで上映されている作品は そればかりではなく、ストーリーを持たせながら映像で魅せる作品となっていました。

▼以下は、筆者が今回見たプラネタリウム番組「富士の星暦(ほしごよみ)」の予告動画


映画館は前方にあるスクリーンを観ますが、プラネタリウムはリクライニングシートで上を向きながら、頭上に広がる大画面でみるため、違った迫力があります。

上映はおよそ30分程度。最後にプラネタリウム館の方が解説する “今日のほしぞら”コーナーもセットになっています。

その日の夜に、どの方角を見るとどんな星座が見られるか、この時期おすすめの星は何か?などを分かりやすく解説してくれます。

観覧料は1回(1番組)につき530円。解説とあわせると、所要時間は50分ほど。上映作品はその時期によって変化し、こども向け番組もあるとのこと。

ジミーカーターシビックセンター概要

ジミーカーターシビックセンターは多目的ホール・図書館・プラネタリウム・平和学習センターなどを持つ施設。第39代アメリカ合衆国大統領のジミー・カーター氏がこの町を訪れた事がキッカケで甲奴とアトランタ市などの国際交流が行われるようになり、これを契機として1994年に建設されました。

ジミーカーターシビックセンター ジミーの碑

日米友好を誓った、ジミー・カーター氏直筆の書が記念碑にもなっています。

ジミーカーターシビックセンター ジミーの碑2

この周辺には「カーター記念球場」などもあり、こどもたちの元気な声も飛び交っていました。

ジミー・カーターシビックセンター
住所 広島県三次市甲奴町本郷940
開館時間 9時から18時(プラネタリウムの上映日は火・木・土・日曜。上映時間はホームページにてご確認ください。)
休館日 月曜日及び年末年始
問合せ 0847-67-3535(事務室)

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