公開:2010/04/11 Mika Itoh │更新:2015/01/26
SLやまぐち号 予約はお早目に!人気列車の写真 動画など
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予約 制の SLやまぐち号 申し込みはお早めに!SLやまぐち号についてアツい電車ファンの口コミを聞きつけ、広島県のお隣、山口県の人気観光列車に乗車してきました。
SLやまぐち の「汽笛は聞くべき!」「乗ってみるべき!」というアツい電車ファンの口コミを聞きつけ、広島県のお隣、山口県の人気観光列車に乗車してきました。
SLやまぐち号とは、新山口駅から津和野駅間で運行している臨時快速列車のこと。
旅客列車の運用を引退して3年後に臨時列車として復活。それからすでに30年以上が経ったそうですが、今なお人気が高く この運行を待ちわびるファンも多いようです。
貴婦人 という異名を持つC57号機は特にファンが注目するSLなのだそうですが、運行が始まってすぐは ポニーと呼ばれるC56形号が列車を牽引していたのでまずはこちらに乗車してきました。
やまぐち号へ、いざ乗車!車内の様子 画像や動画など
新山口駅 につき、ホームに入るとなにやら車両の先頭に人だかり。
SLやまぐち号 C56号機をカメラにおさめようと大撮影会が行われています。
石炭が大量に積んであるSL。運転士さんは2、3人乗っていて SLが停まっている時でも石炭をくべていて蒸気や煙を出しています。(絶えず燃やし続けなければいけないようです)
SLというものを初めて間近で見た筆者は、電車やSLには詳しくないのですが何故かどんどんテンションが上昇。みんなをワクワクさせる、そんな力がSLにはあるのでしょうか。
まずはSLやまぐち号の外観を以下の動画でご覧ください。
SLやまぐち号 は全て予約制(指定席)で、価格はどのタイプの席でも通常の運賃+指定席の料金がかかります。座席指定は早いもの勝ちなので、希望の席がある場合は早めの予約をおすすめします。
車両タイプは以下の4種類▼
1号車 展望車風客車
展望デッキ付きの車両!(走行中は出ることはできません)ソファーの席と、向かい合わせの椅子ゾーン2種類が楽しめるちょっとリッチ感漂う空間で流れ行く風景を存分に楽しめます!
2号車 欧風客車
背もたれがそのまま上まで続いていて仕切りになっているような感じ。「和風でレトロな造り」になっている SLやまぐちの客車の中で唯一の欧風ゾーン。ステンドグラスも光り、ここもちょっとリッチな気分に。
3号車 昭和風客車▼
ナントここは板張りの床。がらっと雰囲気が変わり、旧型の電灯を灯らせていたり、荷物置きがヒモで作ってあったりとこだわりの演出です。昭和の香りを懐かしみながら黄昏れるにはいいかも。
4号車 明治風客車▼
椅子の違いが特徴的な明治風。等間隔に付けられた窓そばのランプがレトロでステキです。
昭和よりちょっと豪華(笑)
5号車 大正風客車▼
明かり取りの小窓にオレンジのガラスが使われていてレトロ感を演出。モスグリーンの席と、ここも他の車両とは違う雰囲気があります。
筆者が乗ったのはこの 大正風客車。やはり一番人気は1号車の展望車風で、椅子のシートの色が暖色系のせいか一番明るい雰囲気のある車両でした。(2週間前に予約したけど、すでに展望車風は取れませんでした…)
客車に乗り込み、いよいよ出発!
停車したSLやまぐち号は発進する度に「フォンフォーーーーン!!」と大きな汽笛が鳴り響かせます。
汽笛は想像していたよりも大きくて迫力!窓を開けていたらかなりビックリします。
本来、汽笛は車と同じように汽笛標識がある場所や見通しの悪いところ、基本的には危険が伴う場合などに鳴らすのが決まりだそうですが SLやまぐち号をカメラにおさめようと集まって来たカメラマンたちの近くではよく汽笛が鳴っていたような感じがします。(SLの運転士さんがサービスしてるのでしょうか?)
窓の外をみていると、駅の近くなどや国道沿いなどでは SLやまぐち号を見かけた人達も立ち止まって手を振ってくれる。嬉しくて乗っている方も思わず手を振ってしまいます。
新山口駅を出発した頃は車内のレトロさと周辺の現代風景がミスマッチに思えましたが、どんどん進んでいくにつれて茅葺き屋根が出てきたり、田園風景だったり…とちょっとタイムスリップ気分を味わえます。
それにしてもスゴい煙…!
そうこうしているうちにお腹がすきました。新山口駅で購入した、待望の駅弁をオープン。
ふぐ寿司弁当・さば寿司弁当・幕の内弁当・ちぐまや弁当!
ちぐまや弁当は、山口のテレビ局の番組「ちぐまや家族」とのコラボ商品なのだそう。(「ちぐまや」←やまぐちを反対から読むと「ちぐまや」)全体的にヘルシー志向のお弁当でした。
編集部の中で この4つのお弁当のうち一番人気が高かったのは「ふぐ寿司弁当」。量もちょうど良く美味しいです。
出発してから約2時間。
長いトンネルでは、SLが吐き出す煙が車両の中まで少し入って来て充満する…というようなハプニングもありましたが無事に終点の津和野に到着。2時間後に折り返しのSLやまぐちに乗り込み1日がかりでSLの旅を満喫してきました!
電車にあまり詳しくない筆者でもしっかり楽しめたSLやまぐち号。ご興味のある方は是非。
▼SLやまぐちの時刻表は以下の通り(2010年現在)
SLやまぐち号 HPより
▼予約は以下からお問合せください。
お近くのみどりの窓口 又は
0088-24-5489(営業時間8時~22時)
▼その他、SLやまぐちについては以下からどうぞ!
SLやまぐち号 ホームページ
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