福岡県八女市星野村からヒロシマ想う、8月6日 もうひとつの平和祈念式典
広島に原爆が投下された8月6日、毎年広島市で平和記念式典が行われますが、福岡県八女市星野村でも、広島の原爆犠牲者を悼む平和祈念式典が行われています。
1945年8月6日、広島の空に投下された原子爆弾により焦土と化した広島の街。その残り火(平和を願う火)を今日まで絶やすことなく、広島県外で受け継いでいる場所があります。
福岡県八女市星野村。
この村の観光スポットである「星のふるさと公園」にて、2018年8月6日8時15分より平和記念式典が行われました。
テレビ・新聞社などの取材も入っていました
公園内の「平和の塔」には、原爆投下直後、叔父の安否を求めて広島入りした星野村出身の故 山本達雄さんが、残り火を懐炉に移して持ち帰った火が灯されています。
星野村平和祈念式典でも子供たちの「平和への誓い」
星野村では毎年、この塔の下で平和祈念式典を実施。
8時15分より黙祷
各機関の方の挨拶や福岡県の被爆者の方からの言葉があった後に地元の小学生・中学生の代表者からの誓いの言葉。
“戦争は絶対に起こしてはならないと未来へ伝えたい”
“修学旅行で行った広島で交流した語り部の方からは、口に出すのも辛い事を聞かせてもらった”
“平和は誰かが作ってくれるものではなく、自分たちがつくるもの”
などの思いや、この地に「平和の火」を残した山本さんの話などが語られました。その後、献花や折り鶴の献呈、
地元中学生全校生徒による合唱があり、閉式へ。
セミの鳴き声が響き渡る晴天の中、広島の犠牲者を悼み平和を願う1時間強の式典がとりおこなわれました。
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