公開:2017/06/15 Mika Itoh │更新:2017/06/15
宮島に県内最大のカワウのねぐら、被害が深刻化
広島県最大のカワウのねぐらが宮島にあり、糞害や漁業被害などが拡大し深刻化しています。ねぐらにしている宮島では樹木が枯れ、周辺の海域では稚魚を食べられ漁業被害も。
広島でカワウ被害が深刻化しています。
海に潜って魚をとるため漁業被害も
宮島には広島県内最大のカワウのねぐらがあり、冬にはここに1000羽を超えるカワウが集まるといいます。
県内最大のカワウのねぐら
県内最大のカワウのねぐらがあるのは、宮島桟橋よりも北東にある清水ケ浦の海沿い。
この一帯は、カワウの糞害によって木々が枯れてしまい、地肌が見えてしまっている。
また、カワウは海に潜って魚を捕るため、漁業への被害も深刻化しているものの、中途半端に追い払ってしまうとカワウによる被害が拡大する恐れがあるため、県も対応に困っているという。
現在、広島県ではカワウの生息状況を十分に把握し適切に保護管理を行うため、県内にあるカワウのねぐらやコロニー(集団繁殖地)に関する情報を呼びかけています。
情報をお持ちの方は、082-513-2933(広島県環境県民局 自然環境課 野生生物グループ)までご連絡を。
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