広島・生口島生まれの日本画家「平山郁夫」の色彩と人生、小芝風花がナビゲート
日本画の巨匠・広島出身の平山郁夫の壮絶な物語に迫る特別番組「青 金 緑 平山郁夫 色彩と人生」をNHKが制作。小芝風花のナビゲートで2020年1月に放送。
広島県・生口島で生まれ、2009年に79歳で生涯を終えた日本画の巨匠・平山郁夫。
NHK広島放送局は、2020年に生誕90年を迎える平山郁夫の知られざる壮絶な物語に迫る特別番組「青 金 緑 平山郁夫 色彩と人生」を制作、NHK総合やBS8Kで放送する。
従来の日本画のイメージを変える数多くの傑作を残してきた平山郁夫。彼が生涯、最もこだわっていたのが「自分の色」を作り出すこと。
広島で被爆し不遇の青年時代などを経て、3色の持ち色を会得する。
- 厳島神社の夜を描いた作品「月華厳島」で使われた、幻想的な「青」
- シルクロードをテーマにした「流沙浄土変」で奥ゆかしい輝きを放つ「金」
- 東北の自然を描いた大作「流水間断無」の生命力にあふれた「緑」
作品:「月華厳島」と「流沙浄土変」/ NHK広島提供
番組では、平山郁夫が描いた作品の数々を初めて8Kカメラで撮影。女優・小芝風花さんがナビゲーターとなり、平山郁夫が愛した3つの色彩と人生を辿っていく。
放送はNHK総合にて2020年1月1日の午後1時05分~2時04分(広島県向け)、BS8Kでは2020年1月3日の午後9時~9時59分まで。
また、2019年1月11日には再放送をNHK広島の8Kスーパーハイビジョンシアターでも見ることが出来る。時間は12:30~13:30/16:30~17:30の2回。
平山郁夫 プロフィール
昭和5年(1930)6月15日、広島県瀬戸田町(現・尾道市)生まれ 東京美術学校日本画科卒業。
昭和27年(1952)美術学校卒業と同時に東京芸術大学に奉職、平成7年(1995)学長で退官。平成13年(2001)から17年(2005)まで、再度東京芸術大学長を務める。
昭和28年(1953)、「家路」で院展初入選。昭和39年(1964)、日本美術院同人に。日本美術院理事長 文化勲章(1998年)を受章。
このほか、ユネスコ親善大使・世界遺産担当特別顧問、東京国立博物館特任館長、文化財赤十字活動を提唱する文化財保護・芸術研究助成財団の理事長などを務めた。
平成21年12月2日永眠(満79歳)。生まれ育った瀬戸田町には「平山郁夫美術館」がある。
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