公開:2023/11/20 伊藤 みさ │更新:2023/11/21
バウムクーヘン日本発祥「似島」の宿泊施設命名権、ユーハイムが取得「ユーハイム似島歓迎交流センター」
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似島(広島市南区)でリニューアル工事中の広島市似島歓迎交流センターが、2024年4月1日にオープン予定。その呼称が同日よりユーハイム似島歓迎交流センターとなります。株式会社ユーハイムが命名権を取得
広島市は現在、広島市似島歓迎交流センター(旧名称:似島臨海少年自然の家)の再整備工事を実施中。
リニューアルにあたって、バンガロー・炊飯場を解体しコテージ・食堂棟・炊飯テラスなどを新築。さらに生活棟(新名称:大浴場棟)の改修が実施されています。
2024年4月のリニューアルオープンに向けて準備が進められる中、広島市が実施した命名権取得者公募で株式会社ユーハイムが命名権取得者に選定され、新たな呼称が
ユーハイム似島歓迎交流センターに決定したと発表されました。
命名権料は年額100万円、呼称使用期間は2024年4月1日~5年間となっています。
ユーハイムの創業者が似島でバウムクーヘンを初めて焼いたご縁から
広島市似島歓迎交流センターの命名権を取得したユーハイムは、神戸に本社を置く洋菓子メーカー。“広島の会社じゃないのに珍しい?” と感じるかもしれませんが、実はバウムクーヘン繋がりという縁がある。
「日本で初めてバウムクーヘンが焼かれた地」として、現在似島では歴史の紹介やバウムクーヘン作り体験などが行われています。
その、バウムクーヘンを焼いた人物がユーハイムの創始者・カール・ユーハイム氏。
彼は第一次世界大戦で捕虜として日本に連行され似島独逸俘虜収容所へ。1919年に広島県物産陳列館(現・原爆ドーム)にて開催された「似島独逸俘虜技術工芸品展覧会」に出品するためにここでバウムクーヘンを焼き上げ、出品したバウムは大変好評だったといいます。
また、似島独逸俘虜収容所の跡地であるこの似島歓迎交流センターはユーハイムにとって極めて重要な地であるとし、命名権を取得するに至ったとのこと。
コテージ完成イメージ
炊飯テラス完成イメージ
ユーハイム似島歓迎交流センターは2024年4月1日にリニューアルオープン予定。宿泊予約等の受付については2023年内に広島市ホームページに連絡先を掲載するとのこと。
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