公開:2025/03/22 Mika Itoh │更新:2025/03/22
居心地のいい「中央アトリウム」広島駅の路面電車ターミナルが見渡せる!開放的な吹抜け空間へ
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- 広島市 南区 スポット 観光
路面電車が広島駅の2Fへと乗り入れるターミナル空間「中央アトリウム」。2~4階が吹き抜けで上から路面電車の発着などが眺められます。テラスなど座って食事が出来る空間なども作られていますよ
広島駅南口の新駅ビル「ミナモア」のなかでも、個人的に気になっていた空間。それが路面電車が駅ビルに乗り上げてくる中央アトリウム空間です。

駅ビル南側の一部は2~4階部分の壁がなく(一部はガラス張り)、吹き抜け空間になっていて、開放的!

広々していて、なんだか空港にでもいるような気分です。そして、ちょっと都会的な雰囲気でカッコイイ。広島駅じゃないみたいです(笑)
路面電車ターミナルとなる、広島駅の2階フロア
広島駅・中央アトリウム空間の2Fは、広島電鉄の路面電車が乗り上げてくる場所。全体的に白が基調で爽やかな雰囲気です。

4階まで吹き抜けになっているため、天井が高い!

ターミナルの中に用意されたレールは8本あり、乗り入れ可能な線路が4か所。

そのうち1ヵ所はホーム入口までの短い線路となっています。そして乗り場は、

数字ではなく、A・B・C…とアルファベットで割り当てられていました。

ターミナルの横には、交通案内所やホテルグランヴィア広島サウスゲートへの入口もあります。

そして、中央アトリウムのあるフロアをそのまま北口側へと歩いて行けば、

そのまま在来線や新幹線の改札口へと繋がっているため、フロアを上下に移動することなくスムーズに乗換えすることが出来るようになります。
路面電車ターミナルを見下ろせる、3階の雁木テラス・通路・テナントなど
1つ上の階に上がると、路面電車ターミナルを上から眺められるテラスなどがあります。

ここは、工事期間中の様子をレポートしていた「雁木テラス」。工事中は以下のような風景でしたが、

こんなふうに仕上がりました。

路面電車の発着の様子を眺めたり、ミナモアの店舗で買ったパンやコーヒーなどを食べたりと、座ってゆっくり過ごせる空間があるのは嬉しい。
しかしタイル張りのため、冬場は座るとひんやり…(笑)春~秋にかけては、過ごしやすい空間になりそう。
そして、アトリウム3Fの通路を渡ると、

路面電車ターミナルを正面から見渡せます。

新駅ビル開業と同時に路面電車の乗り入れも開始…とはいきませんでしたが、2025年夏の開業を目指して工事が着々と進められています。

工事の様子も見られますよ。
全体にさりげなく、水面(ミナモ)を感じさせる装飾も
中央アトリウムでは、ミナモアのネーミングの由来にもなっている水面(川や海のゆらめき・きらめき)を感じさせる装飾が取り入れられています。

天井は光が当たると反射してキラキラしたり、

壁の装飾が波打つデザインになっていたり、


水の流れを感じさせる装飾など。

特に天井は時間帯によって差し込む光の色なども違うため、見え方が変わってきそう。角度によっても、異なる雰囲気を感じられそうです。
現在工事が進められている広島電鉄の駅前大橋ルートは夏の開業予定となっていますが、ミナモアの開業とともにこの「中央アトリウム空間」へも立入り可能となるため、ぜひ開放空間を楽しんでみて。
なお、周辺の景色を楽しみたい人は、屋上の「ソラモアひろば」がオススメですよ!
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