ガンツウ(guntu)、瀬戸内海に浮かぶ小さなラグジュアリー客船が誕生
瀬戸内海に浮かぶホテル…!といった感じのラグジュアリー客船、「guntu(ガンツウ)」が誕生!ベラビスタマリーナ(尾道市)を発着地とし、波の穏やかな瀬戸内海に漂いながら贅沢な時間を過ごします。
ベラビスタマリーナ(広島県尾道市浦崎町)を出発・帰港地とし、船だからこそ訪れることが可能な瀬戸内海各所を錨泊(いかりをおろして1か所にとどまる)しながら運行する海上のホテル「guntu(ガンツウ)」が2017年9月に就航します。
ガンツウ とは、瀬戸内海に生息するイシガニ(ワタリガニの一種)を表す方言。
[ 客船 ガンツウ、瀬戸内海に浮かぶ高級宿が宮島沖に停泊する様子 ]
主にこの船の母港である尾道で呼ばれる名前で、食べたり出汁をとったりと多くの場面で使われています。そんな味わい深いカニのように、瀬戸内を味わいを余す事なく楽しめる船になるように…との想いが込められているそう。
そんな船・ガンツウには「客船」のイメージを覆す広々とした客室19部屋が備わります。
1泊30万~!穏やかな瀬戸内海でラグジュアリーなひとときを
「せとうちに浮かぶ、小さな宿」がコンセプトのラグジュアリー船・ガンツウ。
全長81.2mのこの船には、テラスを兼ね備えた全室オーシャンビューの客室が全19部屋。
部屋の広さは50平米~95平米。木材を多く使用した室内でゆっくりとくつろげます。客室としてはかなりの広さで、これが船の中にあることを考えるとかなりの贅沢感。
そんな「ガンツウ」の中で頂ける料理は、東京・原宿の老舗割烹料理店「重よし」大将佐藤氏が監修する瀬戸内海の滋味(じみ。豊かで深い味わい)。和食のほか、オールデイダイニングで楽しめる洋食やスイーツ、寿司バーなども用意される予定。
航路は3泊4日西回りルートの場合は以下になる予定。
ベラビスタマリーナ発 → 尾道水道 → 宮島沖(1泊/錨泊) → 音戸の瀬戸 → 倉橋島 → 大畠瀬戸 → 山口県の柳井方面沖 → 上関湾(1泊/錨泊) → 祝島沖 → 忽那諸島(松山沖) → 大三島沖(1泊/錨泊) → 来島海峡 → ベラビスタマリーナ帰港
このほか、3泊4日の東回りルート/2泊3日/1泊2日の場合…など、瀬戸内の春夏秋冬に応じた魅力的な航路を準備しているとのこと。
販売価格は1泊1室、50平米の部屋は30万円~(予定)/95平米の部屋は80万円~(予定)。船内での飲食やアクティビティは料金に含まれる。
運行開始は2017年9月の予定で、予約は3月下旬頃から受付開始予定。
帝国ホテル(東京)内にオープンする「ガンツウギャラリー」での店頭予約及び電話でのみ受付。
ガンツウの母港であるベラビスタマリーナからは水陸両用機での遊覧飛行も始まり、さらに今年はトワイライトエクスプレス瑞風の運行開始で尾道には立ち寄り観光でベラビスタスパ&マリーナ(旧:ベラビスタ境ガ浜)へのクルージングも予定されています。
瀬戸内(特に尾道沿岸部)を舞台とした観光が賑やかになりそうです。
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