公開:2021/12/08 Mika Itoh │更新:2021/12/08

百島行き旅客船「ニューびんご」就航、離島の生活航路を支える新造船

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尾道から向島・百島などの離島を繋いで福山間を行き来する備後商船の航路に、新造船「ニューびんご」が就航した。既存船から名前を引継ぎ、バリアフリーで多目的トイレも設置された。

新造船「ニューびんご」が、2021年12月1日に就航した。ニューびんごは、尾道-向島-百島-福山間を繋ぐ備後商船(広島県福山市)が運航する旅客船。

ミニフェリーのような可愛らしい見た目の新造船「ニューびんご」は、広島県尾道市のツネイシクラフト&ファシリティーズが建造した。

百島行き旅客船「ニューびんご」就航、離島の生活航路を支える新造船

これまで同区間を運航していた既存船が就航から32年を経過。尾道市の離島・百島(ももしま)の島民にとって貴重な生活航路となるこの区間で、安定的な就航を実現する旅客船として、

先代の「ニューびんご」の名前を引き継いだ新造船が誕生。高齢者や車椅子の利用者にも優しいバリアフリーで、多目的トイレも設置。甲板にも椅子席が設置され、気持ちのいい景色が眺められる。

新造船「ニューびんご」は定員92名で、全長18m、幅6m、深さ1.9mで重さは19トン。備後商船はこの旅客船「ニューびんご」と、フェリー「百島」で尾道向島-百島-福山間を運航する。

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