因島の除虫菊、港を見下ろす白い花のじゅうたん
因島(尾道市)の春の風物詩となっているまっ白な除虫菊が、丘一面に咲き誇る風景が美しい。見頃は毎年、4月末~5月初旬頃です!
因島(尾道市)の春の風物詩となっている除虫菊が 2013年も見ごろを迎えています。
除虫菊は主に因島の北西部、因島フラワーセンターや重井港周辺などに植えられていて、暖かな日差しが降り注ぐ空に顔を向けるようにして花が咲いています。
除虫菊は 尾道市観光協会によると、元々は蚊取り線香の原料として沢山生産されていたそうですが殺虫剤の普及で生産量が減ったとか。現在、観光協会で案内されている除虫菊の畑は観光用として栽培されているものだそうです。
除虫菊畑の中でも特に見応えのあるスポットが、「馬神除虫菊畑(うまがみじょちゅうぎくばたけ)」と呼ばれるところ。
港を上から見下ろす風景、キラキラ光る海の水面、そして 真っ白なじゅうたんを敷いたように密集して咲く 除虫菊の様子は 因島の代表的景観として 観光用ポスターなどにも使用されています。
馬神除虫菊畑ほか、因島に除虫菊が咲く風景
ポスターの他、自動車道の因島北ICを降りてすぐの信号付近・壁面には風景画があったり、島内にある電柱には 除虫菊をプリントしたカバーがしてあったり…と意識して見るとかなりアピールされています。
除虫菊のメインスポットとも言うべき「馬神除虫菊畑」の様子を動画でご覧ください。
馬神除虫菊畑は因島フラワーセンターから徒歩でおよそ20分ほどのところにあります。シーズンになると、この付近には除虫菊スポットへの案内看板が出ているので、意外と迷わず行けます。
「海幸苑」という、特別養護老人ホームだった場所の入口から 農道を300mほど入っていったところに除虫菊畑が!
天気がいい日は 空も海も青く、除虫菊の白い花びらが映えてきれい。撮影にきたカメラマンたちは因島の豊かな自然と共に熱心に除虫菊をカメラに収めているようでした。
この他にも、除虫菊の見どころスポットが
因島にはこの他にもフラワーセンターの周辺や、
因島大橋が見下ろせるフラワーライン中腹スポットにも除虫菊畑があります。それぞれの表情があるので写真を撮りたいという方はまわってみるといいかもしれません。
※開花時期は島内でも場所によって微妙に違うようで、筆者が訪れた時はここはあまり開花していませんでした。
因島の除虫菊の見ごろは だいたい5月の初旬から中旬頃。毎年前後するため、詳細は因島観光協会(0845-26-6111)にお問い合わせください。
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