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   公開:2017/07/03 Mika Itoh │更新:2023/10/04

映画「君の膵臓をたべたい」浜辺美波・北村匠海 インタビュー

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この夏公開となる映画「君の膵臓をたべたい」で主演した注目の若手俳優・浜辺美波さんと北村匠海さんが、映画のPRで広島に。見どころや作品の魅力・裏話などを伺いました。

住野よるのベストセラー小説「君の膵臓をたべたい」が映画化され、2017年7月28日より全国ロードショーとなります。

映画「君の膵臓をたべたい」浜辺美波・北村匠海 インタビュー
浜辺美波さんと北村匠海さん/広島城をバックに

刺激的なタイトルとは裏腹に、美しい映像と切ない青春ストーリーが描かれる今作では、主役の「僕」を北村匠海さん、ヒロインに浜辺美波さんという2人の若手注目俳優がみずみずしく演じています。

「君の膵臓をたべたい」浜辺美波・北村匠海 インタビュー

2017年6月、広島にやってきたお二人に映画の見どころや魅力を伺いました。

人気小説の映画化について

「君の膵臓をたべたい」北村匠海 インタビュー

北村匠海
原作がある作品の映画化はプレッシャーがあるのですが、僕が読み取った役柄「僕」と、自分自身に重なる部分が大きかったので、ナチュラルに演じられると思いました。他人に作る壁や距離感、自分の世界の中で狭く生きているような所など、僕も昔はとても内向的な人間だったので、自分の過去を思い出すような気持ちで演じられました。周りからも「この役は匠海にピッタリの役だね」と言われていたので、自信をもって演じようと思っていました。

浜辺美波
桜良(さくら)ちゃんは、原作ファンの中でもとても愛されているキャラクター。私も原作を読んで、桜良がとても眩しくて憧れの女の子に見えました。とにかく笑顔が印象的な女の子なので、私なりに精一杯表現したいなと思いました。

お互いの印象は?

君の膵臓をたべたい 浜辺美波

北村匠海
初対面の時に、(浜辺さんは)桜良よりも「僕」という人間に近い、おとなしい印象を持ったので、どう桜良を演じるのか楽しみでした。

浜辺美波
(北村さんは)役柄とは真逆の方だなと思いました。私服がすごく個性的でしたし、わたしは暗いので、この方と2か月間一緒にやっていけるのかと…(笑)

北村匠海
その時は他のドラマの撮影でリーゼントをしていたので(笑)。僕は役柄に服装が引っ張られがちなんです。去年の夏はヤンキー真っ最中で、アロハシャツに袴みたいなパンツ、雪駄にサングラスという、そんなとんでもない格好でした(笑)

映画では原作に無い12年後も描かれていましたが

小栗旬と北村匠海、キミスイで「僕」を演じる

北村匠海
12年後の「僕」は小栗旬さんが演じられたのですが、撮影期間中にはお会いする機会が1度もなくて、役について話し合うことが出来なかったんですけど、監督から「小栗さんと匠海くんがイメージしている僕はピッタリ一緒だから」と言われて、自信をもって演じることが出来ました。

浜辺美波
私も現場で小栗旬さんや北川景子さんとお会いすることが無かったのですが、完成したものを初めて拝見させて頂いて、桜良の想いを12年後に受け止めてくださっていたのが嬉しかったです。

「君の膵臓を―』のタイトルを聞いた時、率直にどう感じた?

北村匠海
初めてタイトルを見たときは、これからどんなホラー映画を撮るんだろうと思ってたんですけど(笑)、脚本を読んだらとても美しい物語で、「タイトルに泣ける」という意味がとてもよくわかりました。

浜辺美波
タイトルを見たときは、物語がどう広がっていくのかイメージ出来なかったのですが、衝撃的なタイトルに反して、映像はとても綺麗で、アンバランスな感じが魅力的だなと思いました。

君の膵臓をたべたい 図書館で

印象に残ったシーンやセリフは?

北村匠海
桜良ちゃんの「運命じゃなく、選択してきた先に今がある」というセリフがあるんですけど、自分にも置き換えると、あの時の役者をやめないという選択が「君の膵臓をたべたい」という作品に出会えたり、音楽をやれてる事にも繋がっているんだと。見てる方にも一番届くセリフじゃないのかなと思いました。

浜辺美波
「桜は散ったふりして咲き続けてるんだって」という言葉が桜良のセリフにあるのですが、「桜」というお花を持ち出してくるところも、桜良ちゃんらしいなと思いましたし、このセリフが出てくるシーンは桜良ちゃんが「僕」に対して弱いところを見せるシーンでもあったので、彼女の想いがとても込められていたので、演じていて一番大切にしていた言葉です。

君の膵臓をたべたい 印象的なシーン

この作品と出会って、考えが変わった事はありますか?

北村匠海
僕は自分にとっての一日って何だろうって(考えるようになりました)。桜良のように「やりたいことリスト」といいますか、やりたいことを書き出してやってみる、というのは良いことだなと桜良から学んだ事でした。自分の趣味を徹底的にやろうと思うようになりました。

浜辺美波
大切な人の笑顔や喜びは、当たり前に隣にあるものじゃないのだと。自分の大好きな人たちの笑顔をより大切に感じるようになりました。

君の膵臓をたべたい 浜辺美波と北村匠海

どんな人に見てほしい?

北村匠海
勇気をもって一歩踏み出すキッカケになる映画だと思うので、何かに悩んでいる方にも是非観てほしいです。

浜辺美波
観る方の年齢層によって感じ方が変わるという感想を頂いたのが印象的でした。ぜひ、幅広い年齢層の方々に観てほしいです。

君の膵臓をたべたい あらすじ

物語は、原作では描かれなかった「僕」の12年後から始まる。高校のクラスメイトだった山内桜良の言葉をキッカケに、母校の高校教師になった「僕」。彼は教え子と図書館で話をしているうちに、桜良と過ごした数か月を思い出していく―。

人と関りを持つのが苦手な「僕」は、自分と対照的で明るくクラスの人気者の桜良の闘病日記を偶然、読んでしまう。彼女は膵臓の病を抱え、余命僅かであることが書かれていた。桜良の秘密を共有したことをキッカケに、桜良と「僕」は一緒に過ごす時間が増えていく。

懸命に生きる彼女の日々もやがて終わりを告げ…。桜良の死から12年後、ある事をキッカケに、桜良がずっと言えなかった本当の想いを知り―。

7月28日(金) 全国ロードショー
出演/浜辺美波、北村匠海、大友花恋、矢本悠馬、桜田通、森下大地、上地雄輔、北川景子、小栗旬


原作/住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社刊)
(c)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (c)住野よる/双葉社

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