公開:2025/06/10 伊藤 みさ │更新:2025/06/10

江田島に一棟貸しの宿 島韻(とういん)オープン、「ゼロエネルギー」の暮らし体験

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一棟貸しの宿「島韻(とういん)~toinn~」が2025年6月に広島県江田島市にオープン。“持続可能な” 高性能建築を体感できるモデルハウスが、海も山も見える好ロケーションに登場しています

江田島の、海が見える好ロケーションに一棟貸しの宿
島韻(とういん)~toinn~ が2025年6月6日オープンしました。

江田島に一棟貸しの宿 島韻(とういん)オープン、「ゼロエネルギー」の暮らし体験

島韻(とういん)はサスティナブル建築を専門とする株式会社プレゼントデザイン(広島県広島市)によるゲストハウス。

江田島 島韻(とういん)外観

広島県産の杉材をはじめ、外壁や内装材にも多く地域材を使用。島の雰囲気に馴染む雰囲気がありながらも

環境省からの「ZEB認証(ゼロエネルギービル)」を受け、様々な断熱技術が採用されるなど 高性能建築での暮らしを体験できる宿になっています。

家づくりの参考や、江田島観光にも

プレゼントデザインは2013年の設立。

設立以来、「サスティナブル建築」を専門として50軒以上のゼロエネルギー住宅や高性能こども園の建設に携わり、3年半の構想を経てこの「島韻(とういん)」を完成させています。

江田島 島韻(とういん)屋内の様子

生活に必要な電気や水などのエネルギーを高性能断熱・遮熱窓・自然採光などにより削減(水は井戸水利用)し、照明や空調などを効率的に使うことで省エネに。

さらに太陽光発電などでエネルギーを創り出し(創エネ)、エネルギーの自給自足が可能なZEBを達成。

ZEB(ゼブ)とは
Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称。
快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のこと。
建物の中では人が活動しているためエネルギー消費量を完全にゼロにすることはでないが、省エネによって使うエネルギーをへらし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができる。

島韻(とういん)はいわば「宿泊型モデルハウス」として建てられたものですが、

通常、多くはハウスメーカーの隣に建っていることが多いところ、自然豊かな江田島の地に建て 高性能建築 / 田舎暮らし の両方を体感することで地方(広島)移住の提案も宿のコンセプトに含まれています。

  • 地域で育った木材を使用
  • 蓄熱性に優れた木質繊維断熱材「シュタイコ」採用
  • トリプルガラス木製窓

などのほか、「エアコン1台で建物全体を冷やす」「ハイブリッド給湯器でお湯を循環させて建物全体をあたためる」ことができ、夏は涼しく・冬は暖かく過ごせるとのこと。

宿泊時に気になるポイントとしては以下のようになっています。

  1. 食事の提供はなし(調味料なし、冷蔵庫・電子レンジなどはあり)
  2. キッチン、洗濯、乾燥機の使用可能(洗濯洗剤あり)
  3. アメニティは歯ブラシ、歯磨き粉、タオル、ドライヤーがあり
  4. 浴室は青森ヒバでつくった、ハーフユニットバス(シャンプーなどあり)
  5. WiFi、プロジェクターあり(地上波なし)
  6. トイレは水栓

主な利用客は家づくりに興味がある・検討中の方となりそうですが 観光利用での宿泊も可能とのこと。

宿泊は1泊72000円(税別)で定員は最大6名。1日1組限定一棟貸しプランのみとなっています。

予約は島韻公式サイトまたは、予約サイト「Airbnb」にて受付。

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