宮島包ヶ浦自然公園に「上質な宿泊施設」誘致へ
廿日市市は宮島のブランド力を高めるため、宮島包ヶ浦自然公園に上質な宿泊施設を誘致する。現在自然公園として海水浴場・キャンプなどで利用できますが、2024年3月で公園は廃止となる見込み
広島県廿日市市は、海水浴やキャンプ・カキ小屋・グラウンドなどの設備を持つシーサイドパーク「宮島包ヶ浦自然公園」に“上質な宿泊施設” を誘致する方針を固めました。
画像は海上から拝める「包ヶ浦神社」と奥に見えるのが包ヶ浦自然公園
廿日市市は将来に渡って持続可能な観光地として進むべき方向を定め、経済・雇用効果の増大・地域の活性化・ブランド力向上により「住んでよし、訪れてよし」として選ばれる地域を目指そうと「廿日市市観光振興基本計画」を平成27年に策定。
「一流の国際観光拠点」として寛ぎやアクティビティ面の充実を追求しブランド力を高めようと、その対象に宮島の包ヶ浦や弥山を掲げています。そのうち、今回“上質な宿泊施設” の誘致・開発を目指しているのが、宮島包ヶ浦自然公園。
包ヶ浦自然公園の管理契約は2024年3月に満了へ
宮島包ヶ浦自然公園は現在指定管理者によって運営が行われていますが、その指定管理期間が令和6年3月末(2024年3月末)に満了する。
これを機に前述した計画が遂行予定のため、公園としての利用はこのタイミングで廃止されるとみられます。
上質な宿泊施設の定義
- 宮島の地域の人々が守ってきた自然遺産・文化遺産を大切にし、次世代に繋いでいくことに貢献する
- 地域の経済循環に直接的に貢献する
- あらゆる国籍のお客様に高品質のおもてなしを提供できる
沖から眺める包ヶ浦自然公園(海水浴場)
宮島桟橋から車でおよそ10分、厳島神社や大鳥居がある方向とは逆方向にあるスポットですが、対岸には廿日市から広島市までを眺められる静かな場所。
どんなタイプの宿泊施設が来るのか、引き続き注目していきたい。
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