公開:2025/08/09 Mika Itoh │更新:2025/08/09

ドライブの癒しビュースポット・廿日市市大野の海岸線、現在の風景と防災計画

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広島の西エリアで国道2号線の海が見渡せる気持ちいい区間、廿日市市大野~大竹市玖波までの海岸線沿い。大きな台風があると通行止めになってしまうため、防波堤を改善する計画も。

ここは広島県廿日市市の大野エリア。廿日市市から大竹市へ向かう国道2号線沿いで、海沿いをほぼまっすぐ走れる気持ちのいい区間です。

対岸には宮島須屋浦神社などがある宮島の西側)や阿多田島などが見えるため、車で走っているとつい海を眺めたくなる道路です。

ドライブの癒しビュースポット・廿日市市大野の海岸線、現在の風景と防災計画

ちなみに、すぐ横にはビーチ(鳴川海岸)があるため、夏には泳いでいる人の姿もたまに見かけることがありますが、ここは急深(遠浅の逆)のため小さいお子さんなどはオススメしません。

癒しの眺めが広がっているこの海岸沿いには、整備計画もあるようです。

台風や高潮に対応する防波堤を!廿日市大野防災

広島国道事務所によると、鳴川海岸を含む【廿日市市丸石~大竹市玖波】までの2.7kmの区間の防災対策として、防波堤の再整備が計画されています。

台風や高潮に対応する防波堤を!一般国道廿日市大野防災
完成イメージ/廿日市大野防災の資料より

この区間は、大きな台風がくると波が防波堤を超えてしまい、“筏の浮き(フロート)”など海から打ち上げられた浮遊物などで通行止めになることがあり、

平成11年以降、7回も全面通行止めが発生。令和に入ってからだけをカウントしても、令和1年・2年・4年と合計3回通行止めになっており、通行止めの時間は約4~7時間。

この道路が通行止めになってしまうと、迂回路は山側にある細い生活道(あるいは高速道路)しかないため、かなり混雑してしまうという課題が。

防波堤の計画「廿日市大野防災」がある、廿日市市大野の海岸・現在の風景
該当エリアの現在の防波堤

台風や災害時には緊急輸送が必要になることもあるため、大幅な迂回をしなくても済むように防波堤を改善するという計画です。

防波堤の計画「廿日市大野防災」がある、廿日市市大野の海岸・現在の風景2
現在の風景
廿日市市大野エリアの海岸線の風景

なお、この事業計画は令和4年にアナウンスされて以降、具体的なスケジュールなどは発表されていません。今後の発表に注目したいと思います。

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