公開:2015/01/01 伊藤 みさ │更新:2016/12/30
広島のお雑煮レシピ、アレを入れるのが広島ならでは!
- タイトルとURLをコピー
- 広島コネタ
地域や家庭によって異なるお雑煮。広島ではどんな具が特徴的なのでしょうか。実際に作ってみたレシピもご紹介します。
お正月三が日の祝い膳として欠かせないのがお雑煮ですが、その土地によって餅の形やだし、具の種類などは様々。土地の気候・風土・風習によってその特徴が異なるようです。
では広島のお雑煮にはどんな特徴があるのか?実際に作ってみました。
「全国お雑煮ガイド(農林水産省)」によれば、広島のお雑煮の特徴は
とのこと。これを参考にして編集部が作った「広島のお雑煮」のレシピをご紹介します。
広島のお雑煮レシピと、いろんな家庭の味
▼広島のお雑煮(2名分)
ブリ…………2~4切れ
牡蠣(生食用・むき身)…2~4個
鶏もも肉……4~6切れ
大根…………輪切り4枚程度
にんじん……輪切り4枚程度
かまぼこ……2切れ
水菜…………1束(※今回は小松菜で代用)
水……………お椀2杯分
だし…………こんぶ・かつお・いりこ(粉末だしでも)
しょうゆ……小さじ1~
塩……………小さじ2分の1~
お餅(丸平餅)…2個
(下ごしらえ)
・鶏肉は醤油・酒で下味をつけておく。(分量外)
・牡蠣は大根おろしでふり洗いしてさっと茹でる(分量外)
・ブリは湯通ししておく。
・にんじん・大根はだし汁(分量外)で柔らかく煮る。※ねじり梅切りにしました
(1)こんぶ・かつお・いりこなどでだしをとり、醤油・塩で味を調える。
(2)沸騰したら下味をつけておいた鶏肉を入れてすまし汁を作る。
(3)お餅を少し焦げ目がつくくらいまで焼く。水菜をさっとゆでて3cm幅くらいに切る。
(4)それぞれ用意しておいたブリ・牡蠣・人参・大根・かまぼこ・鶏肉・水菜をお椀に盛り、すまし汁を入れて完成。(ゆずの皮を入れるとまた香もよくなります!)
牡蠣の生産が盛んな広島は、やはりお雑煮にも牡蠣が入りグッとご当地感が高まります。
当サイトフェイスブックページで各家庭のお雑煮について聞いてみたところ、いろんな「お雑煮」が集まりました。
・牡蠣と水菜のみ!塩味、これが美味いんです。
・実家(府中町~廿日市市)は、蛤のお澄ましでした。お祖母ちゃんち(県北)は、牛肉、あと、知り合いは鶏ガラ出汁の、鶏肉と野菜たっぷりのコッテリ味(府中町)。基本、お醤油系でした。
・わが家は、基本的に焼き穴子(頭と骨)からダシをとります。
味の決め手は瀬戸貝ですが、具材は11種類(大根・里芋・蓮根・人参・ゴボウ・結び昆布・コンニャク・穴子・瀬戸貝・蒲鉾・餅)で具沢山です。味付けはお酒とみりんと醤油を少し。ほんのり甘いお雑煮です。(ちなみに、出身は山口県の周防大島です。)
筆者のまわりの声と合わせてみても、「牡蠣・鶏肉・水菜・丸平餅」を入れ、「醤油系」の所が多いようでした。各家庭によって異なるお雑煮ですが、それぞれ豪華でお正月らしさを味わえる料理のひとつです。
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトではアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- コレコレ!ダニッシュロール・ピープなど、タカキベーカリーの愛され続けるロングセラー菓子パン
- みんな大好き ポプ弁!大盛まで無料のごはん「炊きたて勝るものなし」
- 瀬戸内柑橘ぽん酢、広島・川中醤油の爽やかポンズはカルパッチョや揚げ物・サラダにも
- かき醤油の「生のり佃煮」登場、トロリ滑らか食感
- 広島のおすすめ水遊びスポット10選、幼児も喜ぶ涼あそび!
- 広島に「スクランブル交差点」こんなにあるって知ってた?