公開:2025/05/11 Mika Itoh │更新:2025/05/12

広島・平和大通りに「自転車」専用道、一部完成し供用開始へ

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広島市中心部で整備が進められている自転車走行空間。2025年3月末には平和大通りの一部で自転車の専用道路「自転車道」が供用開始に。今後も広島市内の自転車通行量の多い道路を中心に整備が行われていく

平和公園を中心に東西へとのびている平和大通り。この道沿いで自転車道の整備が進められていますが、整備エリアの一部区間で自転車道が完成し、共用開始となりました。

広島・平和大通りに「自転車」専用道、一部完成し供用開始へ

供用開始となったのは、白神社前交差点から白神社東交差点までの約100m。計画されている整備エリアのうち、ごく一部です。

広島・平和大通りの白神社前に自転車道が完成

歩道や芝生・緑地帯などを整備し、自転車と歩行者のエリアを完全に区別。

ちなみに道路交通法で自転車は、この「自転車道」がある場所では歩道や車道は走行禁止と決められています。自転車を利用する人はご注意を。

自転車用の道路(走行空間)は、3タイプある

市の資料によると、自転車用の走行空間には「道路混在型」「自転車通行帯」「自転車道」という以下の3タイプがあり、

自転車用の走行空間は「道路混在型」「自転車通行帯」「自転車道」の3タイプ

平和大通りに整備されたのは、縁石で歩道や車道としっかり区切られた「自転車道」。

他の2タイプとの大きな違いは、専用道路になっていることと、双方通行が可能なところです。

平和大通りでは、元の空間を以下のように整備し「自転車道」がつくられました。

自転車用の走行空間は「道路混在型」「自転車通行帯」「自転車道」の3タイプ

供用開始になった平和大通りの「自転車道」の様子は、以下の動画から。

実際に自転車道の入口そばまで来てみると、

平和大通りの自転車道、ちょっと狭い?

あれ?道がちょっと狭いかな?と感じていたのですが、

平和大通りの自転車道、双方通行も問題なし

利用者の様子を見ていると、特に不便なく双方通行できているようです。

広島市の自転車走行空間整備、少しずつ進行中

この自転車道整備計画は、平和大通り沿い・新己斐橋(JR西広島駅そば)から鶴見橋(京橋川)までの約3.5kmで、両側に自転車道を整備予定。

当初の工事スケジュールよりも遅れていることから、3.5km全体の整備完了まではあと1~2年はかかりそうです。

広島市中心部の自転車走行空間は、広島市役所や広島城周辺・駅前通りなど、令和元年時点で約9kmが整備済み。

広島競輪場(広島市南区宇品海岸)そばにも、自転車道が出来ている

広島競輪場の再整備が行われている「アーバンサイクルパークス広島」周辺の道路にも、双方通行が可能な「自転車道」が出来ていますよ。

今後も平和大通り以外でも「自転車道」「自転車通行帯」「道路混在型」を含めた自転車走行空間の整備が進められていく予定となっています。

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