広島市のプラネタリウムがリニューアル、「ガラス張りの宇宙船」で航行体験
旧広島市民球場跡地の横にある、広島市こども文化科学館のプラネタリウムが「デジタルプラネタリウム」に進化してリニューアルオープン。2016年4月15日から投影開始です。
広島市こども文化科学館(広島市中区基町5-83)のプラネタリウムが、開館以来36年ぶりの「大改革」を実施し2016年4月15日にリニューアルオープンとなります。
Photo by 広島市こども文化科学館HP
こども文化科学館のプラネタリウムに設置されている投影機は、1980年の開館当時国内最大級の「MS-20AT」というもの。これはコニカミノルタプラネタリウム(当時のミノルタカメラ)が初めて製造した機種で、その1号機が広島こども文化科学館のもの。
30年以上活躍しているこの投影機は1994年に一度オーバーホール(分解点検修理)を行ったそうですが、この度のリニューアルではそれをはるかに上回る規模のオーバーホールを実施。
機器の外観はそのままに、光源をLED化したり内部の複雑なしくみも全体的にリフレッシュした事により、より鮮明で正確な映像を再現できるようになりました。
宇宙の中にいるかのような浮遊感も味わえる!
光学式からデジタルプラネタリウムへとリニューアルした事で、天文学に基づく正確な宇宙の姿(映像)が立体的に再現できるように。その空間を自由に航行することができる「宇宙シミュレーター」へと生まれ変わりました。
最新鋭のデジタルプラネタリウムを導入したことで、地球上から見る星空のみならず、宇宙空間全体が再現可能に。直径20mの半球ドームの全方位から迫り来る映像は、まるで宇宙の中にいるかのような浮遊感も。
4月15日以降は星空解説やライブ投影、こども向けの番組、星空と音楽で心身をリフレッシュする「リフレタリウム」などを予定。さらにその後座席を一新するなど段階的にリニューアルを継続していくとのこと。
プラネタリウムのリニューアルオープンは2016年4月15日11時~の投影から。14日までは改修整備のため休止となっています、ご注意ください。
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