公開:2025/03/10 伊藤 みさ │更新:2025/03/10

昭和の広島写真コレクション「広告屋が見てきたもう一つの広島」入場無料

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広告代理店ならではの視点で昭和20年代からとりだめてきた広島の風景を、テーマを絞って展示する「広告屋が見てきたもう一つの広島」第二弾。2025年3月10日~6月27日まで広島市公文書館にて開催

広島市公文書館にて、2025年3月10日より
広告屋が見てきたもう一つの広島展が開催されます。

昭和の広島写真コレクション「広告屋が見てきたもう一つの広島」入場無料
photo / 展示会チラシより

この写真展は、広島の広告代理店 みづま工房が公文書館に寄託した写真約35万点のコレクションから、テーマを絞って展示されるもの。

昭和30年代の写真を中心に展示する第一弾(2024年3月11日~)は開催済で、今回は第二弾となります。

広告屋ならではの視点で撮り貯めた貴重なコレクションから、今の私たちに響く展示を

みづま工房 寄託写真とは?
みづま工房は昭和20(1945)年10月に水馬義輝氏が広島市で創業した広告代理店。寄託された写真約35万点のコレクションは、業務を通じ撮りためてきた市内の町並みを中心とするもので、店舗のディスプレイに始まり、広島復興大博覧会などイベントの設営、フラワーフェスティバルをはじめとする祭りの企画など、広島の街とともに歩んできた、広告会社ならではの視点で写し取った写真の数々が収められています。
このコレクションを広島の戦後の歩みをたどる歴史資料として活かしたいという思いから広島市公文書館に寄託されています。

第二弾となる今回の展示テーマは、昭和30年代~40年代に撮影された写真の中から広島の食文化の発展や余暇活動の多様化、今年3月に新たに開業する広島駅(当時は広島民衆駅)周辺の移り変わりなど。

「写真を通じて、当時の人々の生き生きとした生活を感じてほしい」と開催されます。

広告屋が見てきたもう一つの広島 展示会チラシ

面影が残る風景のほか、“ここは埋立地だったのか…!” など 当時を知る人には懐かしく・知らない人にとっては新しい発見がありそう。

このほか、初代広島駅舎が明治27年(1894年)に建てられてから変わっていく広島駅の様子も見られます。再開発で再び生まれ変わる広島駅だけに、時代の移り変わりを感じながら楽しんでみて。

ちなみに2025年3月にオープンする新駅ビルは駅舎としては4代目になるそうですよ。

みづま工房写真コレクション寄託記念 Part2「広告屋が見てきたもう一つの広島」は、広島市公文書館7階ロビーにて2025年3月10日~6月27日まで開催。入場無料。

▼広島市公文書館
住所:広島市中区大手町四丁目1番1号 大手町平和ビル(広島市役所向かい)
駐車場:広島市役所本庁舎駐車場を利用
休館日:土日祝日、年末年始、8月6日ほか法令により休日に定められた日

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