公開:2024/01/24 伊藤 みさ │更新:2024/01/24

ノーマルタイヤで冬道走行は罰則対象に!大雪予想時は車内にスコップや「乾いた砂」を

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不要不急の外出は控えるように、と言われるような大雪のとき。あなたの車の装備は大丈夫?冬道のノーマルタイヤ走行は罰則対象です・・!タイヤほか備えておきたいアイテムは

【この冬一番の寒気】や【最強寒波】・【警報級の大雪】などと注意が呼びかけられるこの季節、「不要不急の外出は控えてください」というアナウンスも最近よく聞かれるようになった気がします。

特に雪が降る日や路面凍結が予想される日は、車の利用にご注意を!ノーマルタイヤでの冬道走行は罰則対象になるってご存じでしたか?

ノーマルタイヤで冬道走行は罰則対象、大雪予想時には車内にスコップや「乾いた砂」を!

ノーマルタイヤで冬道を運転すると、罰則対象になるだけでなくスリップなど事故の危険があるほか、立ち往生して交通障害を引き起こす可能性もあります。

冬タイヤ未装着等の違反行為は反則金の適用に

冬道のノーマルタイヤは罰則対象
立往生抑制啓発ポスター / 国土交通省

都道府県道路交通法施行細則または道路交通規則にて、積雪または凍結した路面での冬用タイヤの装着等いわゆる防滑措置の義務が規定されています(沖縄県を除く)。
違反行為は、反則金の適用となります。
※タイヤチェーン未装着車の通行禁止規制が出ている場合は、冬用タイヤを装着していてもタイヤチェーンの装着が必要です。
via.国土交通省 / 公益社団法人 雪センター ポスター

反則金は大型で7000円、普通6000円、2輪6000円、原付5000円。

「雪の時は乗らない」ができる方はそれに越したことはありませんが、どうしても車で外出しなければならない場合は雪道走行のための準備をお忘れなく。

冬タイヤ・チェーンの他、雪道走行時は車内に「もしもの備え」を

国土交通省「冬の道路情報 公式サイト」では、雪道運転の前に準備する持ち物として以下が紹介されています。

  • チェーン
  • 雪かき棒(スクレーパー、スノーブラシ)
  • スコップ
  • 軍手・ゴム手袋
  • 滑り止め用の砂(乾いた砂をペットボトルに入れて)
  • 長靴
  • 防寒着
  • 毛布
  • 使い捨てカイロ
  • 解氷剤
  • 懐中電灯
  • 非常用の食料

など。

雪かき棒やスクレーパーは必須アイテム!

積雪することが珍しい地域では、雪かき棒・スクレーパーを持っていない家庭も多いですが、車に積もった雪をおろすほか凍ったフロントガラスの氷を取り除く時にスクレーパーがあると便利です。

走行中にワイパーを動かしても、フロントガラスに雪が積もる・凍っていく…というケースもあるため、大雪予報時には必須アイテム。

乾いた砂はどう使う?

ちなみに、上記リストのうち「滑り止め用の砂」の使い方についてよくわからなかった筆者ですが、住友海上のサイト「ソナエル・ラボ」によると、車のスタック(雪などにはまって動けなくなる)時に使用すのだそう。

タイヤが空転して動かなくなってしまった時、タイヤ周辺の雪を取り除いたり踏み固めた後、砂を駆動輪の外周にふりかけるとタイヤのグリップ力が増し、雪の上でも踏ん張りやすくなるとのこと。

豪雪地域では降雪対策として道路に滑り止め用の砂が入った砂箱が設置されていることもあるほど、滑り止めの役割として乾いた砂が有効のようです。

乾いた土は雪道の滑り止めになる

雪道走行時やスタック時の備えのワンポイントとして参考になれば幸いです。そのほか詳細や雪道情報・ライブカメラなどの情報は「おしえて!雪ナビ」でご確認ください。

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