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カフェや待ち時間の多い店で折り鶴を募る、広島の風景

広島県内では、カフェや 待ち時間の多いお店で お客さんに折り鶴を折ってもらうための折り紙が用意されている風景をよくみかけます。被爆地 広島ならではの風景でしょうか。

日本の伝統的な文化の折り紙であり、これでつくれるものの代表格、折り鶴。

折り鶴は「折って遊ぶ」ほか、甲子園出場を願う高校が野球部の為に千羽鶴を作ったりと「願い」や「祈り」を込めて作りることが多い。

カフェや待ち時間の多い店で折り鶴を募る、広島の風景

被爆地である広島では平和への願いを込めて千羽鶴をつくるために、夏が近づくと折り鶴をみんなで沢山折る学校も多い。

このため、広島ではちいさな子供たちも上手に鶴を折れるようになります。筆者も、紙ヒコーキの次に折り方を覚えたのが折り鶴だったような気がします。

折り鶴を募る広島のスタバ

広島県内では、カフェなどのお店で「平和公園に捧げる折り鶴を折ってください」「お待ち頂く間によろしければ…」と包装紙や折り紙を置いているところをよく見かけます。これ、広島らしい風景ですよね。

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折り鶴は名刺や包装紙などに再生(昇華)される

広島平和記念公園内には、いたるところで色鮮やかな折り鶴(千羽鶴)が見られます。

今では「平和のシンボル」として知られる折り鶴。現職のアメリカ大統領として初めて平和公園を訪れたオバマ大統領も、祈りを込めて3羽の鶴を折り、贈られました。

このように折り鶴が平和と結びつけて考えられるようになったのは、被爆から10年後に白血病でなくなった少女、佐々木禎子さんが大きく関わっています。

2歳で被爆した佐々木禎子さん、その当時は外傷もなく、元気に成長。ところが被爆から9年後小学校6年生の秋に突然病の兆しが見られ、翌年に白血病と診断されました。

「千羽鶴を折ると、願いが叶う」と聞いた禎子さんは、願いを込めてひとつひとつ鶴を折り続けたものの、8か月の闘病生活ののちに命を落としました。

禎子さんの死をキッカケに、原爆で亡くなった子供たちの霊を慰め、平和を築くための像を作ろうという運動が高まり、平和公園内に「原爆の子の像」が完成。
広島市ホームページ

折り鶴 原爆の子の像

折り鶴 原爆の子の像2

この話は世界に広まり、今では年間約1千万羽・重さにすると約10トンの折り鶴が平和公園に寄せられ、捧げられています。

千羽鶴はだれでも捧げることができる

平和への祈りを込めて作られた千羽鶴は 広島平和記念公園内にある「原爆の子の像」にだれでも自由に捧げる事ができ、

もしも直接行けない場合は広島市の担当部署に郵送すると職員さんが代行してくれる、というシステムになっています。(希望すればメールでその写真も送ってくれる)

折り鶴とカフェ

毎年贈られる折り鶴は一時保存されますが、その後は再生紙となって再び折り紙になったり、8月6日に行なわれる とうろう流しの「灯籠」ほか、 名刺などに使われています。取扱いがある店はまだ多くはありませんが、こうしてみんなの「平和への想い」がたくさんの人の手に渡るといいですね。

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2017.08.06 08:00 [writer]伊藤 みさ

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